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【地方競馬】[JBCクラシック]ダートチャンピオン決定戦に各世代から好メンバーが勢揃い

昨年4着のレースでリベンジを狙うテーオーケインズ。

11月3日、盛岡競馬場でJBCクラシック(JpnI、ダ2000m)が開催される。砂の古豪が激突するダートチャンピオン決定戦に15頭が参戦。枠順、発走時刻は以下の通り。

■盛岡12R・JBCクラシック(JpnI、ダ2000m) 18時40分発走

1枠1番 セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和)本田正

2枠2番 サンライズハイアー(牡6、金沢・井樋一)吉原寛
2枠3番 ヴァケーション  (牡5、岩手・畠山信)村上忍

3枠4番 クラウンプライド (牡3、栗東・新谷) 福永
3枠5番 ギガキング    (牡4、船橋・稲益貴)和田譲

4枠6番 メイショウハリオ (牡5、栗東・岡田) 浜中
4枠7番 フィールドセンス (牡8、船橋・山下貴)本橋孝

5枠8番 ペイシャエス   (牡3、美浦・小西) 菅原明
5枠9番 クリノドラゴン  (牡4、栗東・大橋) 武豊

6枠10番 ジェネラルエリア (牝5、金沢・井樋一)松戸政
6枠11番 カフジオクタゴン (牡3、栗東・矢作) 坂井

7枠12番 オーヴェルニュ  (牡6、栗東・西村) 川田
7枠13番 テーオーケインズ (牡5、栗東・高柳大)松山

8枠14番 オンザロックス  (牡9、大井・高橋清)矢野貴
8枠15番 ブルーエクセレンス(牡6、岩手・小林俊)山本政

テーオーケインズ(牡5、栗東・高柳大)は、昨年金沢施行時の本レースで4着に敗れたが、次走のチャンピオンズCを6馬身差で圧勝し、2022年度のJRA賞最優秀ダートホースに輝いた。年明け初戦のサウジCは8着、3カ月のリフレッシュ放牧を挟んだ前々走の平安Sでは59キロの斤量を背負いながら2馬身半差をつける完勝、連覇が期待された前走の帝王賞では思わぬ乱ペースの影響もあり力を出し切れず4着と少し成績にムラは見られるが、左回りの中距離という舞台設定は合うはず。ダートチャンピオンホースの意地を見せられるか注目。

メイショウハリオ(牡5、栗東・岡田)は、前走帝王賞で競り合う先行勢の後ろにつけ脚を溜めると、直線ではチュウワウィザードやオメガパフューム、テーオーケインズなど並み居る強敵を退け、GI級初制覇。勢いそのままにここも制し、ダート戦線の新たな主役に躍り出るのか注目したい一頭だ。

クラウンプライド(牡3、栗東・新谷)は、日本テレビ盃2着からここへ臨む。前走は外から来たフィールドセンスに差し切られてしまったが、サルサディオーネが逃げ、淀みないペースで流れる差し有利の展開。展開が向かない中での2着は評価できるだろう。3走前にUAEダービーを見事勝利し、速い流れのケンタッキーダービー(13着)も戦ってきているように3歳馬ながら経験は豊富。初の古馬相手のレースを苦にしなかったことを思えば、GI級を勝つだけの底力を十分備えていると言えそうだ。

ペイシャエス(牡3、美浦・小西)は、3走前のユニコーンSで重賞初制覇。ハイペースで先行勢が総崩れのなか、ただ1頭先行して渋太く脚を使い、後続の追撃をクビ差凌いだ。2走前もタフな大井ダ2000mで行われたJDDで2着に好走しているように優れた持久力を持っている。前走の日本テレビ盃では1番人気に支持されるも3着にクビ差届かずの4着だったが、初めての古馬戦であり悲観する内容ではないだろう。豊富なスタミナを生かせるレース展開になればGI級制覇があってもおかしくない。

このほかにも2走前にレパードSを制したカフジオクタゴン(牡3、栗東・矢作)、ダート重賞2勝の実力馬・オーヴェルニュ(牡6、栗東・西村)、地方馬では、前走日本テレビ盃を勝ち重賞2連勝中と8歳秋を迎えて勢いに乗るフィールドセンス(牡8、船橋・山下貴)などにもチャンスは十分。中央勢から有力な3歳馬が3頭出走してくるなど一気の世代交代なるか、それとも古馬が意地を見せるのか大注目の一戦だ。

(Text:Nakai)

調教VTR|2022年 JBCクラシック JpnI|NAR公式 NAR公式チャンネルより


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