おしらせ
【先週のお別れ】青葉賞馬ヴァンキッシュラン/札幌でヤマカツエース破ったアノ馬が登録抹消に
[8月10日抹消]
ヴァンキッシュラン(牡4、栗東・角居)
通算成績
8戦3勝
生まれは北海道千歳市にある社台ファームで、父ディープインパクト、母リリーオブザヴァレーという血統。母の弟にはUAEダービーを勝ち、ドバイワールドCで2着(勝ち馬カリフォルニアクローム)したムブタヒージがいる。2013年のセレクトセール当歳馬セッションにおいて1億9000万円の高値で取引され、のち栗東の角居勝彦厩舎に所属した。オーナーは「トーセン」の冠名で知られた島川隆哉氏。
僅か8戦の競走生活、そのハイライトはダービー切符をかけて挑んだ2016年4月末の青葉賞だろう。
レースでは道中先団追走より、直線で弾けに弾け、2分24秒2の走破時計で優勝。これは2004年にハイアーゲームが記録していた2分24秒1のレコードに僅か0秒1差となる当時歴代2位の好タイム(※本年の青葉賞をアドミラブルが2分23秒6のレコードで制したため、現在では歴代3位)で、2走前に進路妨害(1着降着)してしまったレーヴァテインや、現在オープンで活躍中のプロディガルサン、メートルダール、マイネルハニーらを子ども扱いするほどの圧倒的強さであった。
ただ、期待されたダービーでは優勝馬マカヒキに遅れること1秒4差13着に敗退。一貫して長距離を走り続けてきた疲労が祟ったか、その後、無念にも不治の病と言われる右前の浅屈腱炎を発症してしまった。約1年におよぶ陣営関係者の尽力虚しく、ターフ復帰は叶わず。このたびの登録抹消となっている。今後は北海道日高町のエスティファームで種牡馬となる予定だ。
▽【ヴァンキッシュラン】
父ディープインパクト
母リリーオブザヴァレー
母父Galileo
《重賞勝鞍》
2016年 青葉賞(GII)
[8月11日抹消]
ペイシャオブロー(牡5、美浦・青木)
通算成績
26戦3勝
北海道平取町にある二風谷ファームの生まれで、父は英セントレジャー勝ちがあるルールオブロー。祖母スーパーアイドルは2005年の七夕賞を勝ったダイワレイダースの半姉にあたる。北所直人氏の持ち馬として、関東の菅原泰夫厩舎に2014年より所属。本年2月末の師の引退後は同じく関東の青木孝文厩舎に預けられた。
馬そのものは早熟傾向にあったようで、3つの勝ち鞍すべてが2歳時のもの。ただ、それぞれがインパクト大の走りで、2014年8月、キャリア2戦目にあたる札幌の2歳未勝利戦では、逃げて上がり最速を叩き出し、後続に4馬身の差をつける圧勝劇を演じた。その2戦後のすずらん賞においては、15頭立て12番人気という低評価に反発し見事1着。熾烈な追い比べの末負かした相手は、今週末の札幌記念で本命視されているヤマカツエース(現重賞5勝、大阪杯3着)だった。またさらに2戦後の福島2歳Sでは、1分8秒5の2歳コースレコードをマーク(現在も破られてはいない)するなど、力非凡であることは間違いなかったと言える。中央在籍ラストランは本年7月の潮騒特別(12着)。
8月7日?8月13日までの登録抹消は他124頭。
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