【今週の新馬戦・注目馬】トゥザヴィクトリーのめいトーセンブレイヴが日曜阪神でデビュー！

■9月23日、中山競馬第5R・メイクデビュー新潟（新馬、芝1600m）で、グランドピルエット（牝2、美浦・田村）かデビュー戦を迎える。祖母はイタリア1000ギニー馬シェンクで、母はザレマ（京成杯AH勝ち）。伯父にマルカシェンク（デイリー杯2歳Sなど重賞2勝）、叔父にガリバルディ（中京記念勝ち）と芝マイル路線での活躍馬が目立つ家系の一員だ。半兄ミッキーオリビエは中央で4連勝を飾り、最後の1勝は芝マイルの準オープンでピークトラムを破っている。調教は順調に進んでおり、先週はオープン馬センチュリオンと互角以上の動きを見せた。相手は稽古駆けしないタイプとは言え、先輩古馬にまったく物怖じする雰囲気がなかったあたり器は大きそう。エスコートするのは田辺騎手だ。

このレースにはベリータ（牝2、美浦・水野）もエントリー。先週17日にデビュー予定だったが除外となり、仕切り直しの初陣となる。母は府中牝馬Sなど重賞3勝、ヴィクトリアマイルでは3着に入ったマイネイサベル。既に仕上がりは進んでおり、美浦D（ダート）コースで追われた今週はまったくの余力残しでラスト1F13秒台前半をマークしている。いい状態だろう。鞍上は柴田大騎手。

▽【グランドピルエット】
父ロードカナロア
母ザレマ
母父ダンスインザダーク
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　86名
指名コスト【55】

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▽【ベリータ】
父アイルハヴアナザー
母マイネイサベル
母父テレグノシス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　29名
指名コスト【43】

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■同じく23日、阪神競馬第5R・メイクデビュー阪神（新馬、芝1200m）でメジャーレート（牡2、栗東・斉藤崇）が、鞍上川田騎手で初陣を迎える。母はフラワーCで2着。いとこ（母の半姉キングスミールの仔）にここまで中央5勝のブルミラコロ、同じく4勝ハクサンルドルフの兄弟がいる。3代母オーバーオールは米でGIを2勝、4代母フルティグレスからなる牝系には笠松で30勝を挙げたエーシンサンダーの名前も。川田騎手が跨った先週の栗東CW調教では6F80秒4（一杯）をマークし、年長馬に先着。今週の坂路追いは反応を見る程度に留まっており、仕上がりはかなり進んでいるようだ。

このレースにはテオゲネス（牡2、栗東・小崎）もスタンバイ。母の半姉は日米オークスを制した女傑シーザリオで、ジャパンCなどGIを2勝したエピファネイアや2015年の2歳王者リオンディーズはいとこにあたる。今週は栗東坂路で同僚新馬とのスパーリングを行い、追走先着。4F54秒3（一杯）と時計も上々で、走れる態勢にありそう。手綱を握るのは福永騎手。

▽【メジャーレート】
父ダイワメジャー
母スルーレート
母父フレンチデピュティ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　3名
指名コスト　【87】

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▽【テオゲネス】
父ストロングリターン
母シルクプレアデス
母父アドマイヤベガ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　3名
指名コスト　【29】

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■9月24日、中山競馬第4R・メイクデビュー中山（新馬、ダ1200m）ではプタハ（牡2、美浦・斎藤誠）がデビュー戦に臨む。4代母はエイコーンSなど米でGIを3勝し“真夏のダービー”トラヴァースSでも3着に入った名牝クリスエバートで、5代母ミスカーミーの牝系からはタップダンスシチー、ディープスカイらが送り出されている。先週はオープン馬トーキングドラムに対し手応え圧倒で先着、今週は古馬500万下をあっさり抜き去って置き去りにした。動きの良さは際立っており、勝ち負けを意識していいレベル。鞍上は戸崎騎手だ。

▽【プタハ】
父ヘニーヒューズ
母シャラポワ
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　1名
指名コスト　【100】

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■同じく24日、中山競馬第5R・メイクデビュー中山（新馬、芝2000m）でエピキュリアン（牡2、美浦・加藤征）が、吉田隼騎手の手綱でデビュー戦を迎える。祖母はクイーンCを勝ち、桜花賞大敗後13番人気で臨んだオークスで2着に激走したチューニー。叔父にフジマサエンペラー（東京スポーツ杯2歳Sで2着）、叔母にトロワボヌール（クイーン賞など交流重賞3勝）がいるという血統背景だ。8月初頭に再入厩し、坂路とコースを併用して入念に乗り込まれ、目下絶好の状態に仕上がっている。ちなみに“ダビスタ”シリーズで牧場の繁栄に貢献してくれる輸入繁殖牝馬の1頭として（モデルは1992年凱旋門賞馬スボティカの母テルドフー）、オールドファンにはお馴染みの馬名でもあるが、このエピキュリアンは牡馬だ。

▽【エピキュリアン】
父ルーラーシップ
母イオス
母父バゴ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　21名
指名コスト【39】

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■同じく24日、阪神競馬第5R・メイクデビュー阪神（新馬、芝2000m）でトーセンブレイヴ（牡2、栗東・池江）が初陣に臨む。母の全姉は現役時代にエリザベス女王杯を制し、ドバイワールドCやオークスで2着、そして繁殖牝馬としてトゥザグローリーらを送り出している名牝トゥザヴィクトリーという良血馬で、2015年のセレクトセール当歳セッションでは1億5500万円で落札された。トゥザヴィクトリーやその仔、そして伯父サイレントディールらも管理した池江厩舎に入厩。8月下旬から坂路でコースを併用し、丹念に乗り込まれている。コースでしっかり負荷を掛けられているあたり、背腰はかなりしっかりしたところがありそう。「馬格があって、それでいて緩いところも感じない。スパッと切れるというよりは長くいい脚を使うタイプで阪神はちょうどいいんじゃないかな」と、関係者はデビュー戦へ強い意気込みを見せている。手綱はC.ルメール騎手が握る予定。

▽【トーセンブレイヴ】
父キングカメハメハ
母ギーニョ
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　54名
指名コスト　【92】

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■同じく24日、阪神競馬第6R・メイクデビュー札幌（新馬、ダ1400m）でスーブレット（牝2、栗東・石坂）が、C.ルメール騎手のエスコートでデビュー戦に臨む。交流GI・南部杯を連覇するなど、ダートマイル界の猛者として活躍中のベストウォーリアは半兄で、兄と同じ石坂厩舎に入厩。まだ太めが残っており、動きにもいささか良化の余地を感じさせるが、今週の坂路追いでは年長馬に対し先行先着を果たしており、一応の態勢は整ったようだ。

▽【スーブレット】
父ゴールドアリュール
母フラーテイシャスミス
母父Mr. Greeley
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　7名
指名コスト【78】

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