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【先週のお別れ】将来を嘱望された素質馬2頭が屈腱炎で登録を抹消

[9月13日抹消]
メドウヒルズ(牡6、美浦・鹿戸)
通算成績
31戦5勝

中央で3勝をあげた母テイクミーハイヤーの5番仔で、父はダイワメジャー。天皇賞馬フェノーメノやダート王ゴールドアリュールらと同じ、北海道勇払郡安平町にある追分ファームの生まれだ。G1サラブレッドクラブにて一口90万円、総額3600万円で募集され、のち美浦の鹿戸雄一厩舎に所属した。

2013年8月、夏の新潟でデビューし、勝ち上がりは翌年5月の東京・3歳未勝利戦。そこで後続に3馬身の差をつけると、続く500万条件戦では現オープンのクラリティシチー(ダービー卿CTでモーリスの2着など)の3着と奮戦(アルバート、ツクバアズマーらには先着)、直後の 一戦ではアデイインザライフ(新潟記念)を負かし、上昇気流に乗った。その後は1000万条件戦を2度制したが、破った相手はカムフィー(ステイヤーズS2着、ダイヤモンドS3着)や現重賞3勝のマルターズアポジーなど豪華な面々。準オープンでもアストラエンブレムやマイネルラフレシアといった骨っぽい相手と僅差接戦しており、秘める実力はゆうにオープンクラスにあったと言っていいだろう。

ただ、痛恨にも、入障2戦目となった前走の障害未勝利を快勝後に、両前脚屈腱炎を発症。新天地でさあこれから、と思えた矢先に競走馬登録抹消となっている。ただただ無念としか言いようがない。

[9月15日抹消]
イブキ(牡3、美浦・奥村武)
通算成績
6戦2勝

現在種馬として2シーズン目を迎えているルーラーシップの初年度産駒にあたり、父の記念すべき産駒初勝利となった馬。北海道新冠町にある岩見牧場の生まれで、新潟大賞典&新潟大賞典3着のエルカミーノ・富士S2着モノポールの甥っ子にあたる血統だ。

美浦・奥村武厩舎の所属として2016年6月の2歳新馬(東京、芝1800m)でデビュー。直前稽古で古馬相手に悠々先着していたこともあってか、その動きの良さはひと際目を惹き、即レースでの好結果へと繋がった。終始外々を回しながらも、直線スパッと切れ1分49秒9の好タイムで優勝。鞍上のM.デムーロ騎手が「とにかくハートが強い。かなりの能力」と唸ったほどで、その後の新潟2歳S・0秒2差3着、および、脚部不安明け2戦目の水仙賞でサトノクロニクル(先日のセントライト記念で3着)を撃破したことからも、この馬が非凡な才能の持ち主であったことが窺い知れよう。

ただ、先週13日、菊切符をかけたセントライト記念直前で不治の病、屈腱炎を右前脚に発症。ただちに戦線離脱となり、そのまま競走馬登録を抹消するに至っている。走る馬ほど故障するとはよく言われることだが、仮に無事であればタイトルのひとつ、ふたつ取れていたとしても何らおかしくなかった素材のように思えてならない。陣営としても志なかば、無念の極みだろう。

なお、本馬の半弟テンクウが本年6月の東京2歳新馬戦を1着、新潟2歳Sで3着に入り、同じ軌跡を辿っている。今後どのような競走馬に育っていくのだろうか。是非とも兄を越えるような活躍を残してもらいたいものだ。

9月11日?9月17日までの登録抹消は他156頭。

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