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【今週の重賞】[オールカマー]モンドインテロ 初重賞勝ちのチャンス[神戸新聞杯]ダービー馬レイデオロ始動

■9月24日、中山競馬場でオールカマー(GII、芝2200m)が行われる。

モンドインテロ(牡5、美浦・手塚)は、前走の札幌日経オープンを勝ち、同レースを連覇。ひと息入っており、馬体重はプラス18キロだったし、スタート直後に接触して後方からの競馬となりながら圧巻の末脚で小回り札幌戦を勝ち切ったその内容は、地力の更なる強化を物語るものだった。右回りではとにかく崩れないし、距離は2200mあれば問題ないだろう。使われているのは強みで、初重賞勝ちのチャンス到来だ。中間は短期放牧を挟み、帰厩後はウッドで軽快な脚捌きを見せている。2カ月ぶりの前走を使われ、一定の上積みはありそうだ。

ステファノス(牡6、栗東・藤原英)、今春の大阪杯など芝2000mのGIで2着が3回。重賞勝ちは2014年の富士Sのみだが、力は間違いなく古馬トップクラスだ。3歳時にセントライト記念で0秒2差4着、昨年の宝塚記念では渋った馬場に苦労しつつも0秒6差5着があり、今回の距離も問題なくこなす。典型的な叩き良化型なのがどうかだが、高い底力で首位争いに加わってきて不思議はない。8月下旬からレベルの高い相手と入念なスパーリングを再三こなしており、気配はグングンと上昇。体もすっきりと見せており、仕上がりは万全だ。

タンタアレグリア(牡5、美浦・国枝)は、青葉賞2着、菊花賞4着、天皇賞・春で4着など力のあるところを見せる走りを続け、今年1月のAJCCで重賞初勝利。その後大舞台での飛躍が期待されたが、脚元の不安があり復帰が秋までズレ込んだ。仕切り直しの一戦はAJCCと同じ中山芝2200m。中間、乗り込みを再開してからは入念に追われており、気迫という点ではあとひと息と感じさせる面もあるが、悪くない仕上がりと言える。AJCCも久々だったし、いきなりの好走は十分にありそう。

ルージュバック(牝5、美浦・大竹)は、オークスで2着、そして毎日王冠など牡馬を相手に過去1800mの重賞を3勝した実績がある。今秋はエリザベス女王杯を目標に据えており、レース間隔と距離への慣れを考慮してここからの始動となったよう。中山は1年半前の中山牝馬S以来で、そこではトップタイのハンデを背負ってクビ差2着と好走。内回り、外回りの違いはあるものの、今回の舞台でそこまで割り引く必要はないだろう。通常は牧場でギリギリまで乗りこんでからの帰厩だが、今回は早めに戻り調整されている。先週はウッドで長めから追われ、終いに素晴らしい瞬発力を披露できており、調整パターンの変更は吉と出たか。

アルバート(牡6、美浦・堀)は、ステイヤーズS連覇など3000m級の重賞を3勝。マラソンランナーというイメージが強いが、条件戦時代は1800mや2000m戦で勝ち鞍があり、2200mへの対応は可能だろう。底力では最上位と言えるし、流れひとつで勝ち負けまで。5カ月ぶりになるが、調整は順調に進んでおりひと追いごとに時計が詰まっている。やや太く見せるが、先週併せた相手をアオって先着するなど気迫面は申し分なし。

■9月24日、阪神競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII、芝2400m)が行われる。

今年の日本ダービーを制し2014年生まれのサラブレッド、7015頭の頂点に立ったレイデオロ(牡3、美浦・藤沢和)が、秋初戦を迎える。陣営サイドはこの後、菊花賞に向かわずジャパンCを目指すと明言。同世代相手の一戦をきっちり制して、古馬一線級との対戦に向かえるか、注目の一戦となる。ここまで敗れたのは4カ月ぶりだった皐月賞だけ。今回も4カ月ぶりだが、そこまで追い込まれておらず絶好のデキとまでは言い切れない。それでも本数そのものはこなしており、体もすっきり見せている。今週しっかり動ければ、力は出せる状態と見ていいだろう。

カデナ(牡3、栗東・中竹)は、京都2歳S、弥生賞と重賞2勝。しかし皐月賞は9着、日本ダービーは11着とクラシック本番で冴えない走りが続いてしまった。しかし、皐月賞は超スローだった弥生賞とは180度違う淀みない流れに面食らったか付いて行けなかったのが響き、日本ダービーはまた一転スローな流れのなか構えてしまって前に届かなかった。自分で展開を打破できるような機動力に乏しいあたりは今後の成長待ちだが、力そのものは間違いなく上位。ここから反転攻勢に打って出たい。先週は栗東坂路で追われ、4F55秒0(一杯)。渋った馬場を気にしたか、時計はいまひとつだがしっかり負荷を掛けられており、これでグンと良くなってきそう。今週ウッドコースで速い時計が出せれば、態勢は整うだろう。

キセキ(牡3、栗東・角居)は、伯母にオークス馬ダイワエルシエーロがいる良血馬。春はすみれSで3着、毎日杯3着とクラシック進出にあと一歩だったが、この夏は古馬を相手に500万条件、1000万条件と連勝を果たし才能を開花させた感がある。荒削りながら非凡な決め手の持ち主で、目下の勢いを持ってすれば春の実績馬と互角の走りがあって驚けない。中間は順調に調整されており、M.デムーロ騎手が騎乗した先週の芝コース追いでは楽に好タイムをマークした。高いレベルでの好調維持。

流れに乗りつつ、最後は軽快に伸びる走りからダンビュライト(牡3、栗東・音無)は、弥生賞3着、皐月賞3着など堅実に成績を残してきた。日本ダービーこそ6着に終わったが、異常なスローペースから最後は瞬発力勝負になったレースで、そこまで切れないこの馬にとっては分が悪かった。それでも勝ち馬に0秒4差と大きく負けておらず、力は世代上位のものがある。今回は積極的な競馬から、前走の憂さを晴らせるか。帰厩後は順調に追われており、武豊騎手が騎乗した先週の調教では、自己ベスト、そしてこの日の一番時計となる栗東坂路50秒4(一杯)をマーク。態勢は万全だ。

サトノアーサー(牡3、栗東・池江)は、きさらぎ賞、毎日杯と1番人気に推された重賞でそれぞれ2着。日本ダービーでは10着と、春は歯がゆい走りが続いたが毎日杯ではメンバー最速、きさらぎ賞とダービーではメンバー2位の上がり脚を繰り出しており、決め手は強烈なものがある。得意の阪神外回り戦で、ラスト1冠に向けいい始動戦にしたいところだろう。2週前は同期サトノクロニクル、そして先週は先輩サトノラーゼンとレベルの高い併せ馬を消化しており、絶好の動きを見せた。力をフルに出せそうな雰囲気だ。

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