【ジャンリュックラガルデール賞】オブライエン厩舎のハッピリーが制覇　牝馬の優勝は31年ぶり

現地時間10月1日、フランスのシャンティイ競馬場で行われた2歳王者決定戦ジャンリュックラガルデール賞（GI、芝1600m）は、1番人気に支持されたライアン・ムーア騎手騎乗のハッピリー（牝2、愛・A.オブライエン）が後方2番手追走から差し切って優勝。牝馬として31年ぶりとなる同レース制覇を果たした。勝ちタイムは1分38秒51（重）。

1馬身1/4差の2着はオルメド（牡2、仏・JC.ルジェ）。3着にはマサー（牡2、英・C.アップルビー）が入り、上位人気3頭での決着になった。なお、2005年のシンザン記念を制したペールギュントを父に持つフランチェスコベール（牡2、仏・D.ギルマン）は、最下位6着に敗れている。

勝ったハッピリーは、父Galileo、母You’resothrillingという血統の2歳牝馬。2015年の英2000ギニーなどGI4勝を挙げたグレンイーグルスや、2014年の愛1000ギニーの勝ち馬マーベラスの全妹にあたり、GI勝ちは前走のモイグレアスタッドS（カラ、芝7F）に続き2度目。今回の勝利で通算成績を6戦4勝とした。

▽【ハッピリー（Happily）】
父Galileo
母You’resothrilling
母父Storm Cat
通算6戦4勝（うちGIは2勝）

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