エネイブルの現役続行が決定　連覇の懸かる凱旋門賞がターゲットに

1日に行われた凱旋門賞（シャンティイ、GI、芝2400m）を制したエネイブル（牝3、英・J.ゴスデン）が、来シーズンも現役を続行することになった。同馬を所有するカリド・アブドゥラ殿下が率いる競馬事業体ジャドモントファームが公式声明として発表したもので、ヨーロッパの主要メディアが揃って報じている。

エネイブルはここまで通算8戦7勝。凱旋門賞のほかに、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS（アスコット、GI、芝11F211y）や英オークス（エプソムダウンズ、GI、芝12F6y）など4つのGIを制しており、凱旋門賞後の動向に注目が集まっていた。

なお、発表によると、2018年の大目標は開催地がロンシャン競馬場へ戻る凱旋門賞での連覇達成になる見込みだが、復帰戦については未定。詳しくローテーション等は年が明けてから決定されるという。

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