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【地方競馬】明日8日、川崎競馬場で重賞・ローレル賞 無敗のエスプリダーコが重賞タイトルを狙う

11月8日、川崎競馬場で重賞・ローレル賞が開催される。本競走の1-3着馬には年末の大一番・東京2歳優駿牝馬への優先出走権が付与される。1着賞金は1200万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■川崎11R・ローレル賞(SII、ダ1600m) 20時10分発走

1枠1番 ポーチュラカ   (牝2、船橋・渋谷信) 小杉亮

2枠2番 サーフズアップ  (牝2、船橋・山下貴) 御神本

3枠3番 ショコラクイーン (牝2、川崎・内田勝) 森泰斗
3枠4番 スイープステークス(牝2、大井・蛯名雄) 笹川翼

4枠5番 マインドユアミモザ(牝2、川崎・河津裕) 山崎誠
4枠6番 マカゼ      (牝2、川崎・高月賢) 矢野貴

5枠7番 エイシンレア   (牝2、浦和・藤原智) 本橋孝
5枠8番 アデリーヌ    (牝2、川崎・河津裕) 櫻井光

6枠9番 ノーバディエルス (牝2、船橋・渋谷信) 岡村健
6枠10番 エスプリダーコ  (牝2、川崎・久保秀) 今野忠

7枠11番 キャッツライズ  (牝2、川崎・平田正) 町田直
7枠12馬 チハヤ      (牝2、川崎・加藤誠) 古岡勇

8枠13番 トーケンエミスター(牝2、船橋・山本学) 和田譲
8枠14番 フークエンジェル (牝2、船橋・米谷康) 篠谷葵

エスプリダーコ(牝2、川崎・久保秀)はデビューから2連勝中。初戦は逃げて、2戦目は好位から抜け出す競馬でいずれも2着馬に3馬身差をつけて快勝した。それぞれ異なる戦法で勝利を収めたようにレースセンスの良さは重賞でも武器になる。前走からやや間隔はあいたが、追い切りの動き自体は上々で、態勢は整ったと見て良いだろう。3連勝でのタイトル奪取なるか。

マカゼ(牝2、川崎・高月賢)はキャリア3戦2勝。1番人気に支持された前走の小町特別では勝ち馬に目標とされた分、ラストで差されてしまったものの、勝負どころで自ら動いて勝ちにいったレース内容は評価できるものだった。4カ月ぶりの前走を叩いた上積みが見込めるはずで、首位争いのチャンスは十分にありそうだ。

そのマカゼを小町特別で下したのがキャッツライズ(牝2、川崎・平田正)だ。マカゼの真後ろにピタっと張り付いた展開面での利はあったものの、その本命馬をしっかり差し切ったように脚力にはなかなかのものがある。ここもライバルをマークする形で一発を狙う。

例年のローレル賞で好成績を残すホッカイドウ勢。今年の参戦は0頭だが、ホッカイドウ競馬からの移籍組という観点でエイシンレア(牝2、浦和・藤原智)にも注目したい。道営所属時には後に重賞・フルールCで3着と好走するエイシンレゲンダを下した実績がある同馬。南関東移籍後は勝ったり負けたりの成績ではあるが、北の大地で強敵に揉まれた経験値は重賞のここで活きてくるはずだ。

ショコラクイーン(牝2、川崎・内田勝)は2番人気に支持された前走・小町特別で7着と大敗。しかしながら初のナイターやテン乗りの鞍上など不安材料があったのも事実で度外視可能だろう。2走前にマカゼとタイム差なしで駆けた事実は無視できない。今回は主戦の森泰斗騎手に手が戻ることもあり、巻き返しを期待したい存在だ。

この他にも重賞・ゴールドジュニアで4着のポーチュラカ(牝2、船橋・渋谷信)、2走前のダ1200m戦で2着馬を7馬身千切ったサーフズアップ(牝2、船橋・山下貴)、ゴールドジュニアを制したリベイクフルシティに0秒2差まで迫った履歴のあるスイープステークス(牝2、大井・蛯名雄)など上位争い候補が多数出走し、混戦ムードが漂う今年のローレル賞。年末を占う重賞に要注目だ。

(Text:Inoue)

第22回ローレル賞(2022)調教VTR 【公式】川崎競馬より


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