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【今週の重賞】[日本ダービーほか]無敗の皐月賞馬ソールオリエンスが世代ナンバー1を証明する

【今週の注目重賞】
■日本ダービー
5月28日(日)、東京競馬場で第90回・日本ダービー(3歳、GI、定量、芝2400m)が行われる。

ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚)は無敗で皐月賞を制覇。秋の東京で新馬勝ちを収めたのちに年明けの京成杯を圧勝して、スター候補として名乗りを挙げると、前走・皐月賞は2番人気で迎えた。実戦では最内枠スタートから後方に下げ、直線で大外に持ち出されると全ての馬をごぼう抜き。結局2着馬に1馬身1/4差をつけるという、図抜けた末脚を見せつけた。その前走はハイペースで行き脚がつかず大味な競馬となった嫌いがあり、ゆったりと走れる2400mの距離延長は歓迎材料か。4角でフクれる癖も広い東京コースに替わるため問題はなさそうだ。1週前追い切りは美浦ウッドで併せ、6F80秒8-1F11秒1(強め)と自己ベストタイを計時し、力強く伸びて2馬身の先着。大舞台に向けて順調に調整が進んでいる。世代ナンバー1の実力をここでも見せつけたい。

スキルヴィング(牡3、美浦・木村)は青葉賞優勝馬。その青葉賞は少頭数らしくスローペースの展開となるも、大外に持ち出されてからは上がり最速タイの末脚で勝利。鞍上のC.ルメール騎手もGI級の馬であると強調している。デビューから一貫して2000m以上の東京コースを使われており、全てで連対。さらに3レース連続で上がりタイム最速を叩き出して勝利しているのも魅力だ。コース、末脚ともに実績十分で能力に見劣りはない。青葉賞組からはダービー馬が出ていないものの、本馬の実力があれば歴史を変える可能性は十分。無敗の皐月賞馬の牙城を崩せるか注目である。

タスティエーラ(牡3、美浦・堀)は弥生賞の勝ち馬で前走・皐月賞で2着の実績上位馬。重賞初勝利となった弥生賞ではスローペースを好位で折り合い、4角から気合をつけられてからはしっかりと伸びて勝利した。次走の皐月賞ではペースへの対応が懸念されるも、ハイペースの消耗戦を好位から進めて2着を確保。厳しいGIの流れでも問題ないことをアピールした。1着から9着まで3角10番手以下の馬が多く並ぶ中、先行して2着なら負けて強しの内容だ。今回も自分の競馬に徹し、ダービー馬の称号を手にすることが出来るか。

ファントムシーフ(牡3、栗東・西村)は共同通信杯の勝ち馬で、皐月賞の3着馬。例年、共同通信杯はハイレベルな一戦となるが、4着のタスティエーラが弥生賞勝利後に皐月賞2着、6着のシーズンリッチは毎日杯を制しするなど今年も例に漏れず好メンバーが揃っていた。勝ち馬である本馬も当然侮れない存在だ。1番人気で迎えた前走皐月賞では落鉄するハプニングもあった中で直線伸びて3着と地力を見せた。今回は日本ダービー最多の6勝で昨年のダービージョッキー武豊騎手を鞍上に迎え、リベンジに向けて虎視眈々。皐月賞1番人気馬の逆転劇に期待したい。

そのほかには、前走UAEダービー2着で昨年のホープフルS覇者ドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添)、直線で馬群を割って毎日杯を勝利したシーズンリッチ(牡3、美浦・久保田)、ゴール前で4頭が並ぶ接戦となった京都新聞杯を勝利し、この舞台へ駒を進めたサトノグランツ(牡3、栗東・友道)、きさらぎ賞勝ち馬フリームファクシ(牡3、栗東・須貝)なども出走を予定している。

【そのほかの重賞】
■葵S
5月27日(土)、京都競馬場で第6回・葵S(3歳、GIII、別定、芝1200m)が行われる。今年で6回目を迎え、GIIIとして格付けされてからは2回目。3歳限定の短距離重賞で、若き快速自慢が多く集まる注目の一戦だ。主な出走予定馬は、チューリップ賞を逃げ切り勝利したモズメイメイ(牝3、栗東・音無)やファルコンS覇者でNHKマイルCからの参戦となるタマモブラックタイ(牡3、栗東・角田)、キャリア全てで1200m戦を使われており、4連勝でマーガレットSを制したビッグシーザー(牡3、栗東・西園正)、京王杯2歳SとフェアリーSで3着、1200m戦では負けなしのスピードオブライト(牝3、美浦・相沢)など。

■目黒記念
5月28日(日)、東京競馬場で第137回・目黒記念(4歳上、GII、ハンデ、芝2500m)が行われる。日本最古のハンデキャップ競走で知られる伝統的な一戦で、日本ダービーが終わった後に行われる名物重賞だ。日本ダービーから距離が100m延びることで、同じ東京コースでありながらスピードよりスタミナが問われるレースとなる。主な出走予定馬は、朝日杯FSなど重賞4勝のサリオスの半妹で凱旋門賞に特別登録をしているサリエラ(牝4、美浦・国枝)や昨年の覇者で連覇を狙うボッケリーニ(牡7、栗東・池江)、重賞で2着3回、3着3回の実績があり初重賞制覇を目指すヒートオンビート(牡6、栗東・友道)、昨年の青葉賞勝ち馬で今年はGII3着2回と古馬になってから堅実に走っているプラダリア(牡4、栗東・池添)など。

(Text:Kanda)

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