おしらせ
【先週のお別れ】ノンコノユメ・モーニン・サウンドトゥルーらと五分に渡り合った素質馬2頭
[10月11日抹消]
ラテラス(牝5、美浦・高柳)
通算成績
18戦3勝
2002年のフロリダダービー馬ハーランズホリデー(Harlan’s Holiday)を父に持つ外国産馬で、母ガーデンパーティー(Garden Party)は日本で活躍したエーピージェット(京成杯勝ち、朝日杯3歳Sでミホノブルボンの3着など)産駒という変わった血統構成の持ち主だ。オーナーは吉田和美さんで、預託先は美浦の高柳瑞樹厩舎。
通算成績は、2014年11月のデビューより、およそ2年10カ月ほどの期間内で18戦し3勝。2着5回、3着は3回あったが、それ以外はすべてフタ桁大敗という極端な成績の馬であった。結果、1000万クラスを突破すること叶わず、重賞挑戦すらない競走生活であったのだが、その間に鎬を削りあった相手というのが、なかなかどうして実に興味深い。
2014年11月23日、東京で行われた2歳新馬戦(ダ1600m)では、のちジャパンダートダービーを制し、チャンピオンズCやフェブラリーS、帝王賞などで2着することになるノンコノユメと直線で壮絶なデッドヒートを演じ、半馬身差の2着(そのうしろは5馬身差)と奮戦。また、キャリア3戦目の未勝利戦を3馬身半差で圧勝したのち挑んだ500万条件では、その後フェブラリーSで頂点に立つことになるモーニンとこれまた熾烈な追い比べを展開し、0秒2差2着と健闘した。
この2頭を引き合いに出し、だからこの馬も強いと表現するのはあまりに安易だが、その後1000万条件で4度極少差の競馬をしているように力非凡であったことは間違いなく、いい競馬をした後にコロッと負けてしまうような気性の脆さがなければ、もっと上の域にいけて不思議はなかったのではないか。本年10月1日の阪神3歳上500万下(15着)を最後に中央登録抹消となっている。
[10月12日抹消]
ナリタハリケーン(牡8、栗東・中尾)
通算成績
32戦5勝
2009年4月10日、北海道白老郡白老町にある社台コーポレーション白老ファームの生まれで、父キングカメハメハ、母シュペリユールという血統。きょうだいに目立った活躍馬はいないが、第1回秋華賞勝ち馬ファビラスラフインが祖母にあたり、叔父には2012年の阪神大賞典にて3冠馬オルフェーヴルを破ったギュスターヴクライがいる良血の出自だ。2009年のセレクトセールにおいて(株)オースミさんが3100万円で落札、のち栗東の中尾秀正厩舎に所属した。
2011年12月の阪神芝マイル戦でデビュー勝ちするも、その後はもの足りない内容続きでクラシック進出は叶わず。ただ、2013年初よりダート路線へ舵を切られたことが飛躍への契機となったようで、同年2月の500万条件戦をモノにし2勝目をゲット。8月にはのちの障害界で大きく飛躍することとなるサナシオン(J・GII2勝、中山GJ2着など)を同500万条件の場で撃破した。勢いは続き、1000万条件では今やダート界のトップホースとなったサウンドトゥルーや、ワイルドフラッパーなどと遜色ない走りを披露。2015年5月の桃山S1着をもって条件クラスに別れを告げている。
オープンに上がってからは2016年5月のブリリアントSでのちの東京大賞典馬アポロケンタッキーに0秒2差3着と健闘。久方ぶりに芝へ戻した本年7月の巴賞では8頭立てシンガリ8番人気ながら、GI馬サトノアレスに0秒1差3着と気を吐いた。そして、結果自身の中央ラストランとなる8月の札幌記念においては、13頭立てのブービー12番人気という立場、およびヤマカツエース、エアスピネル、サウンズオブアースら名だたる強豪が集ったなか、後方から上がり最速の脚を繰り出し、勝ち馬サクラアンプルールにタイム差なしの2着と奮戦。枠連・馬連・馬単はレース史上最高払戻金を記録する、まさに波乱という名の特大ハリケーンを巻き起こすこととなった。
10月9日~10月15日までの登録抹消は他67頭。
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