おしらせ
【先週のお別れ】叔母ザルカヴァの良血馬が登録を抹消
[10月19日抹消]
ギエナー(牝3、栗東・池添学)
通算成績
3戦1勝
リダウツチョイス(Redoute’s Choice、産駒にはチャレンジC勝ちのフルーキーなど)を父に持つ豪州生まれの外国産馬。母ザラキーシャ(Zarakiysha)は未出走ながら、ひとつ下の妹が仏牝馬3冠(1000ギニー・オークス・ヴェルメイユ賞)、凱旋門賞圧勝など生涯無敗(7戦7勝)を誇ったザルカヴァ(Zarkava)という良血の出自だ。2016年のイングリス・オーストラリアンイースターイヤリングセール(IngIis Australian Easter Yearling Sale)において吉田和美さんが42万AUドル(約3700万円)で落札、のち栗東の池添学厩舎に所属した。
初陣は本年7月、3歳シーズンの中京未勝利戦芝2000m。遅生まれ(2014年8月17日)のぶん(南半球の基準であれば、この時点で2歳半ばほどの扱い)、他馬より斤量恩恵があったものの、530キロ超えの重苦しい体つき、かつ既走馬相手で評価は18頭立ての8番人気に留まった。が、レースでは荻野極騎手にエスコートされ、好位イン追走より、直線で外からひと伸び。勝ち馬に0秒1差2着と奮戦し、3連単100万円超え決着の一因となった。
次戦8月小倉の未勝利戦で、逃げの手から天皇賞馬スピルバーグの甥っ子にあたるトルネードアレイを接戦のすえ破り、初勝利。昇級初戦となった前走10月の500万下では6着(3着馬とは0秒3差)とし、即メド。まだまだ荒削りながらも、随所に確かな素質を窺わせていたのだが、このたび残念にも退厩の報。本領発揮はまだまだこれから……と誰もが思うなか、僅かキャリア3戦、およそ2カ月半程度という極めて短い競走生活で登録を抹消している。ただ、仮にこれから母になるのであれば、叔母ザルカヴァのバックボーンが限りなく活きてこよう。もしかしたら、この馬がはくちょう座のように光り輝くのは数年後のことかもしれない。
[10月19日抹消]
アグネスジュレップ(牝3、栗東・河内)
通算成績
6戦1勝
父アグネスデジタル、母アグネスマジカル、母父アグネスタキオン、管理するのはアグネス馬の主戦であった河内師という、まさにアグネスブランドで塗り固められた1頭(※2017年に渡辺久美子氏《先代オーナーの娘さん》→上山牧名義に変更されているが)。母系には3冠牝馬スティルインラブや小倉記念勝ちのアズマシャトル、米GIパーソナルエンサインH勝ちなど重賞6勝のサマーコロニー(Summer Colony)、BMSとして有馬記念馬ゴールドアクターを送り出したキョウワアリシバといった活躍馬が名を連ねている。
昨年9月17日の阪神2歳新馬戦(芝1400m)でデビューし、直線だけで、いや正味残り1Fだけで後続を8馬身引き離す圧巻のパフォーマンスを演じた。手綱を握った河内厩舎所属の岩崎翼騎手が「何もいうことはない」と表現したほどで、GI桜花賞が意識されたであろうことは想像に難くないだろう。
ただ、その後は500万条件のくるみ賞でのちのファルコンS勝ち馬コウソクストレートに0秒4差3着した程度で、成績は尻すぼみに。本年4月の京都500万下では勝ち馬から3秒2差、ひと息入った前走10月の500万戦ではタイムオーバーギリギリとなる4秒9差のシンガリ負け。残念ながら中央での競走馬としてはここでピリオドを打つこととなった。
10月16日~10月22日までの登録抹消は他70頭。
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