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【地方競馬トピックス】3日大井でJBCクラシック! ※ウマオネア投票対象

■11月3日、大井競馬場で交流重賞・JBCクラシック(JpnI、ダ2000m)が開催される。本競走はJRA所属馬が7頭、迎え撃つ地方所属馬は6頭が出走予定だ。発走は17時10分。

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史上6頭目の連覇を狙うのがアウォーディー(牡7、栗東・松永幹)。昨年のこのレースではホッコータルマエのGI級11勝目およびコパノリッキー3連覇の夢を阻止し、6連勝で頂点へと駆け上がった。が、その後は恰好こそつけるものの、勝ち切れないレースが続いており、丸1年勝ち星から見放されている状況だ。ただ、先月25日、30日にウッドで追い切られた際の動きは絶品のひとことで、悪馬場お構いなしに好時計を連発。仕掛けた時の反応の鋭さ、ガクンと重心を下げて繰り出す弾むようなフットワークを見るに、状態は今年いちばんなのではと思えるほど。息持ちも実にしっかりとしており、テンションの昂ぶりも見られない現状、まず久々の不安はないと考えていいだろう。鞍上は過去16度の歴史の中で8勝を誇る武豊騎手。復権へ向け文句ない態勢が整っているようだ。

アポロケンタッキー(牡5、栗東・山内)は、昨年末、今回と同じ大井ダート2000mの舞台(東京大賞典)で、前述アウォーディー、ノンコノユメ、コパノリッキーらを撃破。一躍ダート界トップグループの仲間入りを果たした。その後はドバイ遠征、および帰国初戦の帝王賞でいいところなく終わっていたが、ひと叩きされた前走・日本テレビ盃ではサウンドトゥルー、モーニン、ケイティブレイブとの激しい4つ巴の追い比べを制して久しぶりの美酒に酔った。接戦に強く、力のいる馬場に滅法適性があるが、ある程度は時計勝負にも対応可能。かなりの大型馬だが器用さも兼ね備えており、さしたるウィークポイントは見当らない。先月25日の坂路追いでは下の抜かるんだなか4F52秒9-1F13秒フラット(一杯)をマーク。僚馬を10馬身以上追走する形から、道中ジワジワと差を詰め、直線で悠々と逆転。2馬身抜け出てのフィニッシュを飾り、万全のデキをアピールしている。まともであればまずここも好勝負だろう。

ケイティブレイブ(牡4、栗東・目野)は、今年6月の帝王賞でGI級初制覇。スタートで大きく躓き後手を踏んだが、後方追走より直線大外から目の覚めるような伸び脚を見せ、アウォーディー、アポロケンタッキー、クリソライトらをまとめて差し切って見せた。前がやりあった分、出遅れが奏功したぶんがあったにせよ、これまでの徹底逃げ先行型から脱却し、控える形で結果を出せたのは大きな収穫だったといえるだろう。なお、前走の日本テレビ盃は番手の競馬を試みるも人気に応えられず3着敗退。悪くない内容ではあったが、勝ち切ることを念頭に置くなら、逃げるにせよ控えるにせよ、腹を括った極端な形の方がいいのかもしれない。中間稽古では坂路を主体に小気味いい動きを見せており、特に最終追いでは三津谷騎手(レースは福永騎手)を背に4F52秒1-1F12秒7(馬なり)をマーク。併せたパートナーを何ら問題にしなかった。ひと叩きでグンと上向いた印象。2つ目のビッグタイトル獲得へ向け、力を引き出せるだけのデキにあるようだ。

3度目の正直に挑むのがサウンドトゥルー(セ7、美浦・高木)だ。日本テレビ盃経由のここ臨戦は過去2年と同じローテーションで、一昨年2着、昨年3着とレース相性は抜群。メンバー中唯一の中央GI勝ち(チャンピオンズC)馬で、東京ダート2000mは東京大賞典でホッコータルマエを下した舞台。馬場の良否も問わず、条件的に不足はない。馬は31日に大野騎手を背に坂路で追い切られ、4F53秒3-1F12秒9(馬なり)をマーク。特段いいという感じではないが、至って順調の様子。ただ、相変わらずの追い込み一辺倒な脚質ゆえ、やはり展開に左右されることがしばしば。嵌れば突き抜けるだけの脚はあるだろうが、差して届かずのシーンも想定しておくべきか。

あとは、3走前のような思い切った競馬ができるようなら面白いかもしれないミツバ(牡5、栗東・加用)、繰り上がり出走も、先週先々週と長めからしっかりと追い切られ、気配が抜群にいいグレンツェント(牡4、美浦・加藤征)、川崎記念馬オールブラッシュ(牡5、栗東・村山)は馬場が乾くこと&ハナに行き切ることが条件。なお、地方馬は劣勢も劣勢。いずれにしてもここは中央馬7頭の競馬が濃厚だろう。

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■11月3日、大井競馬場で交流重賞・JBCスプリント(JpnI、ダ1200m)が開催される。本競走はJRA所属馬が7頭、迎え撃つ地方所属馬は9頭が出走予定だ。発走は16時25分。

ここはコパノリッキー(牡7、栗東・村山)のダートGI歴代最多勝(11勝目)なるかが最大の焦点だろう。今年限りで引退、種牡馬入りが決まっている身とはいえ、前走・マイルCS南部杯の勝ちっぷりを見るに大きな衰えとは縁遠いよう。この中間は疲れもなくハツラツとした動きを連発しており、最終稽古は栗東ウッドで単走追いからシャープかつ豪快な伸び脚を披露した。デキに関しては文句ないレベルといっていい。能力どうこうは今さら語るまでもなく、課題は初となる1200mへの適性に尽きるだろう。ただ、ベストは間違いなくマイル。そこから長くなるよりは、持ち味であるスピードを活かせる方を選択したということなのだろうが、揉まれるとからっきしの馬で、最近はテンの入りもやや遅くなっているぶん、ビュンビュン飛ばして行くような面子の中に入ってスムーズに流れに乗れるかの懸念はある。そのあたりを、2014年から3年連続で南関東リーディングに輝いている船橋の名手・森泰斗騎手がどう捌くか。嵌れば能力の違いにモノをいわせての圧倒もありそうだが、その逆も然り。実に興味深い一戦だ。

ブルドッグボス(牡5、浦和・小久智)は、JRA所属時にOP特別を3勝。本年7月より浦和所属として走り、地方交流重賞・クラスターC勝ち含め4戦で馬券圏パーフェクトの成績を誇っている。高速馬場にも、時計を要す馬場にも対応可能ではあるが、やや不器用な部分があるだけに、内めのゴチャつくようなポジションではなく、外めをプレッシャーなくスムーズに追走する形が理想。そういった意味では可もなく不可もない枠(6枠11番)を引き当てたといえる。最終追いは浦和競馬場(不良)で僚馬とスパーリング。相手を4馬身追いかける形から、直線軽く促されただけで瞬時の反応を示し、悠々3馬身の先着を果たしたように、デキの良さは太鼓判を押せるレベル。この勢いままにビッグタイトル奪取を狙う。

キタサンミカヅキ(牡7、船橋・佐藤賢)は船橋転入2戦目となった前走の東京盃で交流重賞初制覇。北島三郎オーナーの誕生日に華を添えた。溜めればそれに応じた脚はきっちり使ってくれる馬で、砂を被っても音を上げず、展開に左右されない強みも合わせ持っている。昨秋から今年上半期にかけての中央成績は正直頭打ちではあったが、もともと前述ブルドッグボスあたりとはそう差のない競馬をしていただけに、勢いを取り戻した今なら、大仕事を成し遂げても不思議ないのでは。馬は30日に船橋競馬場の外コースで追い切られ、5馬身ほど追走したパートナーに残り600mほどで取り付くと、直線であっという間に引き離し逆に6馬身ほどの先着。前進気勢に溢れ、いい意味での煩さもでてきており、万全の仕上がりといえる。

ほか、ダート交流重賞3勝の強豪ニシケンモノノフ(牡6、栗東・庄野)や、一昨年の覇者であるコーリンベリー(牝6、美浦・小野)、老いてますます盛んな9歳馬スノードラゴン(牡9、美浦・高木)あたりにも流れ次第で十分チャンスがあるだろう。


■11月3日、大井競馬場で交流重賞・JBCレディスクラシック(JpnI、ダ1800m)が開催される。本競走はJRA所属馬が6頭、迎え撃つ地方所属馬は9頭が出走予定だ。発走は15時45分。

偉業が懸かるホワイトフーガ(牝5、美浦・高木)が主役だろう。馬場の良し悪しは問わず、安定した好位差しの型が持ち味。大井ダート1800mは滅法得意で、交流重賞ばかり走り1着2回2着2回3着2回と馬券圏パーフェクトの成績を誇る。なお、最終稽古は美浦坂路で追われ4F53秒5-1F14秒0(一杯)を計時。序盤持っていかれ気味になったため終いを要したが、動きそのものは水準以上といって良く、夏バテからはすっかり立ち直っていると見ていい。デキとしては9分近くか。ここ2走は重い重量を背負わされ、軽量馬にやられてはいるものの、今回は定量戦に替わり55キロでの出走。前回8馬身の差をつけられたクイーンマンボは右前ザ石のため出走を回避ということならば、もう言い訳はできないところだろう。まともであれば3連覇の目も十分。

3歳牝馬アンジュデジール(牝3、栗東・昆)にも注目。ダートキャリアはまだ5戦と少ないが、崩れ知らずのうえ、スパーキングレディーCでは女王ホワイトフーガ、地方の雄ララベルらを撃破。本格化はまだ先だろうが、現状でも非常に高いポテンシャルを誇り、かなり大きなストライドの馬ゆえ、広い大井コースは最適の舞台のように思える。なお、稽古は普段からあまり良くは見せないタイプだが、この中間順調に乗り込まれ、先月末の坂路追いでは時計の出難いなか4F51秒台を叩き出した。デキは上々。さしたる不安点はなし。ここもいい走りに期待が持てそうだ。

地元のララベル(牝5、大井・荒山勝)は、交流重賞勝ちこそないものの、マリーンCでホワイトフーガの、スパーキングレディーCでアンジュデジールの2着と、中央の強豪馬とも五分以上に渡り合える実力を兼ね備えている。中間も至って順調とのことで、まともであればここも上位争いに加わってくるだろう。

あとは、前走(1人気6着)57キロの斤量から55キロに戻るワンミリオンス(牝4、栗東・小崎)の巻き返しほか、初ダートながら未知の魅力秘めるキンショーユキヒメ(牝4、栗東・中村)、前走秋華賞は度外視、ダート戻りで見直したいタガノヴェローナ(牝3、中村)の中村厩舎2頭あたりにも流れ次第で上位進出が見込めるだろう。

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