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【今週の重賞】[アルゼンチン共和国杯]ダービー2着スワーヴリチャードが復帰[みやこS]エピカリス太め感なし[京王杯2歳S]タワーオブロンドン[京王杯2歳S]コーディエライト

■11月5日、東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(GII、芝2500m)が行われる。

スワーヴリチャード(牡3、栗東・庄野)は、今年の日本ダービーで勝ち馬レイデオロに3/4馬身差の2着に入った。長くいい脚を使えるタイプで、モタれ癖も左回りならまだ大丈夫。ダービー2着、東スポ杯で2着、共同通信杯勝ちの実績が示すとおり、無類の東京巧者と言っていいだろう。ダービーの疲れが尾を引いて復帰までが長引いたが、申し分のない条件と言えるこのレースにちょうど間に合った。ハンデ56キロも妥当な線だろう。先週、M.デムーロ騎手を背に終いしっかり負荷を掛ける稽古を消化。上々の反応を見せたあたり、態勢は整いつつある。今週ある程度動ければ、いい状態で復帰戦を迎えられそう。

セダブリランテス(牡3、美浦・手塚)は、初の芝だった5月の500万条件を快勝し、続く前走ラジオNIKKEI賞と連勝。ここまで無傷の3連勝だ。今回5カ月ぶりかつ初の古馬相手になるが、まだ底を見せていないだけにあっさり、というシーンがあって驚けない。ハンデ54キロも好材料。セントライト記念をザ石で回避という一頓挫明けを感じさせず、立て直しは順調に進んでいる。悪くない仕上がりだ。

古馬の大将格として3歳勢の前に立ちはだかってきそうなのがアルバート(牡6、美浦・堀)だ。一昨年、昨年とステイヤーズSを連覇。今年のダイヤモンドSを制覇しており、昨年のアルゼンチン共和国杯では後にGIで上位争いを繰り広げるシュヴァルグランに半馬身差の2着と実績、コース相性ともども断然の存在だ。自身初となるハンデ58.5キロが課せられるが、ダイヤモンドSが58キロを背負って1馬身以上の快勝。そこまで割り引く必要はない。秋の始動戦オールカマーは不利があり崩れたが、そこから放牧を挟み豪快な動きを連発しているあたりは好感が持てる。

デニムアンドルビー(牝7、栗東・角居)は、2013年のローズSを勝ち、同年のジャパンCで2着に入った。古馬となっても2015年の宝塚記念で2着に入るなど、ポテンシャルは間違いなく一線級。その後屈腱炎のため1年5カ月の長期休養があり、復帰後は勝ち負けに絡めていない現状だがこの馬なりに脚を使うレースはできている。なにより順調に使えていることが強みで、長い直線の東京戦なら大復活を遂げるシーンがあっていい。先週は芝コースでの3頭併せで上々の伸びを披露。4カ月ぶりだった前走からの上積みは大きそうだ。

■11月5日、京都競馬場でみやこS(GIII、ダ1800m)が行われる。

エピカリス(牡3、美浦・萩原)は、デビュー以来無敗の4連勝を飾った後、ドバイへ向かいUAEダービーではハナ差の2着。間違いなく世代トップクラスの実力馬と言える。前走レパードSは、ベルモントSを除外となり失意の帰国後初戦だったし、直線で包まれるようなシーンもあった。3着という結果には情状酌量の余地十分。ここで改めて、力があるところを証明したい。中間は10月21日のウッドコース4F追いが初時計だが、牧場で入念に乗り込まれていたようで馬体は太め感なく仕上がっている。気合い乗りの良さも目につき、好勝負必至の態勢。

テイエムジンソク(牡5、栗東・木原)は今年の5月から準オープン、オープン特別、オープン特別と3連勝。前走エルムSで連勝は止まったが、勝ち馬は重賞勝ち経験があるロンドンタウンで、その相手に目標とされる不利もあった。重賞で勝ち負けできる地力強化ぶりは、しっかり示せたと言える。得意の京都ダ1800mで、改めてタイトル奪取を狙いたい。先週のウッドコース調教では道中引っ掛かってしまい、ラストはバタバタとなったが活気の良さは強調できるレベル。前向きそのもので、3カ月ぶりでも力をフルに出してきそうだ。

キングズガード(牡6、栗東・寺島)は、前走交流GIの南部杯で2着馬にクビ差の3着と底力があるところを改めて見せた。良績は1400m中心でここは長く感じるが、JBCスプリントを除外され武蔵野SとみやこSの2択から、モタれない右回りのほうを重く見たというのが出走の経緯。条件戦時代にこの距離での好走経験があり、極端に割り引く必要はない。結果を出せば今後レース選択の幅が広がってきそうで、試金石の一戦となる。先週は併せ馬で格下に手こずったものの、攻めではそこまで良く見せない馬。好調は維持できているよう。

モルトベーネ(牡5、栗東・松永昌)は、今年前半一気に力を増しGIIの東海Sで2着、アルデバランS勝ち、そして4月のアンタレスSで重賞初Vを果たした。前走、シリウスSは11着に終わっているが5カ月半ぶり、トップタイのハンデで、距離2000mも若干長かったか。ひと叩きされ、今回の距離なら反撃の可能性十分と言える。中間の稽古では終いに鋭い切れを見せており、上昇ぶりは顕著。

■11月4日、東京競馬場で京王杯2歳S(GII、芝1400m)が行われる。

タワーオブロンドン(牡2、美浦・藤沢和)は、札幌で新馬勝ちのあと、クローバーSでの2着を経て前走ききょうSで勝利している。クローバーSは外めの枠スタートで前に壁ができず掛かってしまった分、惜敗。しかし、ききょうSでは同じ外枠からでも意識的に下げ馬群のなかで脚を溜めたことにより、終いに素晴らしい弾けっぷりを見せることができた。一戦ごとにレースを覚えており、主戦C.ルメール騎手とのコンタクトも抜群。東京はいかにも走りやすそうで、好勝負必至だろう。10月頭から丹念に乗り込まれており、先週は1000万条件馬を相手に併入。上積み顕著で万全の状態にある。

カシアス(牡2、栗東・清水久)は、7月1日、デビュー2戦目の未勝利戦を楽に勝ち上がると、続く函館2歳Sでは1番人気に応え勝利。この世代初のJRA重賞ウイナーとなっている。その前走は前が残る馬場、流れだったが好位からきっちり差し切る味な内容で、距離が延びてもやれそうな好素材だ。先々週は坂路で好タイムを出し、先週はウッドコースで軽快な行きっぷりを披露している。調整過程は申し分ない。

アサクサゲンキ(牡2、栗東・音無)は、デビュー3戦目の小倉戦で勝ち上がると、勢いそのままに続く小倉2歳Sを制してみせた。1200m戦で連勝中だが、半兄がBCジュヴェナイル(ダ8.5F)で2着のヒーズハッドイナフ、半姉がローズS勝ちのラビットランなら距離延長はこなせるだろう。先週の稽古では渋った坂路馬場に脚を取られるような場面がありつつも、古馬オープンに食い下がる動きを披露。順調に来ている。

タイセイプライド(牡2、栗東・西村)は、中京新馬戦、新潟のダリア賞と左回りの芝1400m戦で目下2連勝。そつなく流れに乗れるあたり、センスは相当のものありそう。先々週、先週と坂路で猛時計を叩き出しており3カ月ぶりを感じさせない、いい状態に仕上がっている。

■11月3日、京都競馬場でファンタジーS(GIII、芝1400m)が行われる。

コーディエライト(牝2、栗東・佐々木)は、デビュー2戦目の中京芝1400m戦で2着に6馬身差の逃げ切り勝ち。続く前走新潟2歳Sでも逃げ、牡馬勢相手に0秒1差2着と好走を果たしている。他馬を気にする面があり、現状は逃げる形が良さそうだ。距離短縮は有利に働くはずで、押し切ってのVは十分に可能。帰厩後の速い時計は10月25日からで、いささか急仕上げな感はあるが、動きとしては悪くない。あとひと追いで態勢は整いそうだ。

アマルフィコースト(牝2、栗東・牧田)は、新馬戦で悠々逃げ切り勝ちを収めると、中京2歳Sでは後方から追い上げゴール前での競り合いを制しV。目下無敗の2連勝で、それぞれ異なる勝ち方ができているあたりも魅力だ。3カ月半の休養で肉体のボリュームを増しており、初の重賞挑戦でも上位争いに絡んできそう。先週の坂路追いでは年長馬を一蹴。休み明けとすれば申し分のない仕上がりにある。

その他、小回り札幌の1200m戦で出遅れながら圧巻の末脚で新馬Vを果たしたベルーガ(牝2、栗東・中内田)、1番人気7着に終わった小倉2歳Sからの巻き返しを期す快速馬モズスーパーフレア(牝2、栗東・音無)らにも注目。

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