【今日の出来事】菜七子騎手騎乗停止に/田辺騎手700勝/天皇賞・秋ベストターンドアウト賞はソウルスターリング＆手島正勝さん

【10月29日の出来事】
■新潟競馬第6R・3歳上500万下でサイモンゼーレ（牡4）が発走後まもなく内側に斜行したため、ギンゴー、エイシンブリッツ、テイルバック、セローフォースおよびオーサムクイーンの進路が狭くなる事象が発生した。この件につき、サイモンゼーレに騎乗した藤田菜七子騎手（20、美浦・根本）には、11月3日、11月4日、11月5日、11月11日の開催4日間で騎乗停止が課せられることとなった。

■第3回新潟競馬開催リーディングジョッキーは、6勝をあげた吉田隼人騎手（33、美浦・フリー）に決定した。同騎手は「取りこぼしてしまったレースもありましたが、勝たなければならないレースで結果を出すことができたので、2年連続でこの開催のリーディングを獲得できたのだと思います。これからもファンが馬券を買って満足してもらえるような騎乗を目指します。来年も新潟競馬に参戦する予定です。新潟のファンの皆様、引き続き応援よろしくお願いします」と、JRAを通じコメントしている。

【第3回新潟競馬リーディングジョッキー順位】
1位　吉田隼人騎手（6勝、2着3回、3着2回）
2位　菊沢一樹騎手（6勝、2着1回、3着1回）
3位　石橋脩騎手　（5勝、2着0回、3着1回）

■東京競馬第11R・天皇賞・秋のパドックで“もっとも美しく手入れされた馬を担当する厩務員”の努力を称え表彰する「ベストターンドアウト賞」（Best Turned Out Award）の審査が行われた。受賞者のコメントなど詳細は以下の通り。

【受賞者】　ソウルスターリング　手島正勝厩務員（藤沢和雄厩舎）
【審査基準】　『馬がよくしつけられ、美しく手入れされ、かつ人馬の一体感を感じさせる引き馬（リード）が行われているか』
【受賞者　藤沢和陣営のコメント】
「受賞できて大変光栄です。この馬は厩舎ではおとなしく扱いやすいのですが、以前は競馬場ではうるさい面を見せていました。日常的なしつけのおかげで最近では競馬場でも大人になっていたので、今回の受賞につながったのだと思います。ありがとうございました」

■東京競馬第12R・三峰山特別でイーグルフェザー（牡4）に騎乗した田辺裕信騎手（33、美浦・フリー）は、史上59人目、現役では27人目となるJRA通算700勝を達成した。初騎乗となった2002年3月2日から約15年7カ月、9080戦目での記録となっている。700勝のうち重賞勝ちは24で、そのうちGIタイトルは2016年安田記念（ロゴタイプ）、2014年フェブラリーS（コパノリッキー）の2勝。同騎手は「これから大きいレースも勝っていきたいですが、たくさん勝っているジョッキーがいますので、その方たちを抜かせるよう勝ち星を重ねていきたいです。台風が近づいている中、最終レースまでたくさんのお客様が残っていただき、ありがとうございます」と、JRAを通じコメントしている。

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