女王ホワイトフーガが引退

2015年・2016年のJBCレディスクラシック（JpnI、ダ1800m）を連覇するなど南関東の交流重賞で7勝を挙げたホワイトフーガ（牝5、美浦・高木）が、本日8日付けで競走馬登録を抹消したことがJRAの発表で明らかとなった。今後は生まれ故郷である梅田牧場（北海道浦河町）で繁殖入りするとのこと。

2014年末にデビューした同馬は、翌年、キャリア7戦目にあたる関東オークス（JpnII、ダ2100m）で初タイトルを掴んだのを機に素質が開花。その秋に行われたJBCレディスクラシックで強豪サンビスタ、アムールブリエらを下し牝馬ダート界の頂点に立った。また、本年5月末のさきたま杯ではモーニン、ベストウォーリアといった現役トップレベルの面々に4馬身の差をつける圧勝を演じるなど、牝馬の垣根を超えた力を示し長く活躍した。ラストランは今月3日に行われたJBCレディスクラシック。3連覇の偉業ならず11着に終わっている。

▽【ホワイトフーガ】
父クロフネ
母マリーンウィナー
母父フジキセキ
通算23戦10勝（うち地方15戦7勝）

《重賞勝鞍》
2016年　JBCレディスクラシック（JpnI）
2015年　JBCレディスクラシック（JpnI）
2017年　さきたま杯（JpnII）
2015年　関東オークス（JpnII）
2017年　マリーンC（JpnIII）
2016年　スパーキングレディーC（JpnIII）
2016年　TCK女王盃（JpnIII）

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