コウソクストレートが蹄葉炎で死亡／タッチングスピーチ引退

■本年3月のファルコンS（GIII、芝1400m）を制したコウソクストレート（牡3、美浦・中舘）につき、蹄葉炎のため死亡、本日15日付で競走馬登録抹消となったことがJRAの発表で明らかとなった。

本馬は、父が2010年の皐月賞馬ヴィクトワールピサ、4代母に3冠牝馬メジロラモーヌがいる血統で、2016年7月の新潟新馬戦でデビュー勝ち。翌年、3度目の重賞挑戦となったファルコンSではボンセルヴィーソ（のちNHKマイルC3着）、今週末のマイルCSに出走するジョーストリクトリらを下し初タイトルを掴み取っていた。

▽【コウソクストレート】
父ヴィクトワールピサ
母メジロアリス
母父アドマイヤコジーン
通算5戦3勝

《重賞勝鞍》
2017年　ファルコンS（GIII）

■また、2015年のローズS（GII、芝1800m）を制したタッチングスピーチ（牝5、栗東・石坂）も競走馬登録を抹消する。こちらは16日付。

本馬は、父がディープインパクトで、母系には英・愛2000ギニーを制したヘンリーザナヴィゲーター（Henrythenavigator）や、2013年のBCターフを勝ったマジシャン（Magician）らがいる良血の生まれ。2015年9月のローズSでミッキークイーンやクイーンズリング、レッツゴードンキらをまとめて破る快走を見せたほか、同年11月のエリザベス女王杯では、マリアライト、ヌーヴォレコルトの強豪古馬2騎と同タイムの接戦（3着）を演じ、高い資質を世間にアピールした。ラストランは本年11月のエリザベス女王杯（17着）。今後は北海道安平町にあるノーザンファームで繁殖馬となる予定。

▽【タッチングスピーチ】
父ディープインパクト
母リッスン
母父Sadler’s Wells
通算18戦3勝

《重賞勝鞍》
2015年　ローズS（GII）

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