おしらせ
【今週の重賞】[マイルCS]エアスピネル 悲願GI獲り狙う[東京スポーツ杯2歳S]ワグネリアン ここも通過点か
■11月19日、京都競馬場でマイルCS(GI、芝1600m)が行われる。
エアスピネル(牡4、栗東・笹田)は、2歳時に朝日杯で2着。3歳時はクラシック3冠にフル参戦し4着、4着、5着と同世代相手に底力の高さを見せてきた。距離不問で走れるが、やはりベストは重賞3勝のマイル。安田記念は直線で前が壁になり、悔しい思いをした。得意の京都マイルを舞台に、改めて悲願のGI獲りを狙う。前走は直線でそこまで追われておらず、タフな馬場での快勝ながら反動はほどんどなかったようだ。先週の坂路追いでしっかり負荷を掛けられているのは好感。好調維持と見ていい。
昨年、今年とスプリンターズSを連覇したレッドファルクス(牡6、美浦・尾関)が、“2階級制覇”を狙いエントリー。過去マイル戦では勝ち鞍がないものの、今年の安田記念でクビ+クビ差の3着なら適性は十分だ。GI後になるが、その前走が秋初戦だっただけに余力を残しているようで、短期放牧を挟んでの帰厩後は意欲的に追われている。先週は序盤にしっかり折り合わせる内容を消化し、マイル対策も万全。
サトノアラジン(牡6、栗東・池江)は、道悪が苦手で馬群を捌く器用さにも欠けるタイプ。それまで大舞台で力を出し切れていなかったが、今年6月に外枠、良馬場と条件が揃った安田記念でようやくGI初制覇を達成した。今回も馬場や枠に注文は付くものの、能力を発揮しさえすれば、マイルGI春秋連覇があっていい。中間の稽古では終いだけ重点ながら鋭い切れ味を披露し、安定している。
イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博)は、このレースで一昨年3着、昨年は2着。今年4月のマイラーズCを制覇、58キロを背負った前走の富士Sで2着を確保と、力はいまだ衰えておらず“三度目の正直”なるかに注目だ。先週、ウッドコースでの3頭併せでは圧巻の動きを披露し、馬体も充実。良化は顕著のよう。
サングレーザー(牡3、栗東・浅見)は、条件戦3連勝の後、古馬相手の重賞初挑戦だった前走スワンSも勝利。勢いではメンバー内ナンバーワンの存在と言える。前走が重馬場での競り勝ちで、タフな条件に強く週末の雨予報は歓迎といったところ。5連勝でのビッグタイトル奪取があって驚けない。11月12日の坂路追いではしっかり負荷を掛けられ好タイムをマークしており、状態はさらに上昇か。
ペルシアンナイト(牡3、栗東・池江)は、今年2月のアーリントンCで2着に3馬身差のV。レコード決着の皐月賞で2着に入るなど、性能面はここに入っても見劣らない。前走の富士Sは、いかにも休み明けという雰囲気で反応し切れず、道悪も向かなかった。それで5着なら悪くない滑り出しだったと言える。先週のウッド調教では豪快に伸びており、上積みは大。鞍上は、ここまでGI騎乗機会9戦連続で3着以内のM.デムーロ騎手を予定している。
■11月18日、東京競馬場で東京スポーツ杯2歳S(GIII、芝1800m)が行われる。
ワグネリアン(牡2、栗東・友道)は、中京芝2000mの新馬戦でメンバー最速の3F32秒6をマークし勝利。前走の野路菊Sは道悪をものともせず、スパッと伸びると2着に2馬身半差の快勝だった。道中の落ち着きとラストの弾けっぷりには大物感が漂い、ここも単なる通過点として不思議はない。2カ月ぶりになるが、先々週はヴィブロス、先週は準オープン馬を相手に見劣らない動きを見せており、ほぼ万全に仕上がりつつある。
ルーカス(牡2、美浦・堀)は、国内外でGIを6勝したモーリスの全弟。8月20日の札幌新馬戦でデビューし、小回りコースの大外を回しながら楽に勝利。そこで負かした組のうち2頭が既に500万特別まで勝っており、メンバーレベルはかなり高かったはず。器は兄に見劣らないものがありそうだ。中間は1000万条件馬をパートナーとして、入念に乗り込まれている。肉体のボリュームも増しており、いい状態で2戦目を迎えられそう。
その他、今回と同じ東京芝1800mのオープン特別アイビーSを制したコスモイグナーツ(牡2、美浦・高橋祥)や、同レースで2着だったシャルルマーニュ(牡2、栗東・清水久)にも注目。
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