【今日の出来事】内田騎手＆福永騎手＆田中勝騎手　区切りの勝利に喜びのコメント／川又騎手　開催6日間の騎乗停止

【11月11日の出来事】
■福島競馬第3R・2歳未勝利でモシモ（牝2）が発走後まもなく内側に斜行し、タイセイパルフェら8頭の進路が狭くなる事象が発生した。この件につき、モシモに騎乗していた川又賢治騎手（19、栗東・森）には、継続的な内側への斜行が重大な過失と認められたため11月18日、11月19日、11月25日、11月26日、12月2日、12月3日の開催6日間で騎乗停止処分が課せられている。

■東京競馬第6R・メイクデビュー東京でスウィングビート（牡2）が1着となり、騎乗していた内田博幸騎手（47、美浦・フリー）は中央競馬史上30人目、現役では14人目となるJRA通算1100勝を達成した。初騎乗となった1993年7月25日から約24年3カ月、9225戦目での記録となっている。1100勝のうち重賞勝ちは44で、そのうちGIタイトルは2014年ヴィクトリアマイル（ヴィルシーナ）、2012年有馬記念（ゴールドシップ）、2010年日本ダービー（エイシンフラッシュ）、2007年NHKマイルC（ピンクカメオ）など11勝。

同騎手は「たくさんの馬に乗せてもらって、無事に競馬に参加できたおかげだと思っています。勝った馬からも、負けた馬からも勉強させてもらいました。それらを積み重ねて1100勝できたと思っています。経験と引き出しはたくさんあるので、ひとつひとつのレースに生かし、これからも自分の仕事をキッチリできればと思っています」と、JRAを通じてコメントしている。

■東京競馬第8R・3歳上1000万下でハナレイムーン（牝3）が1着となり、騎乗していた福永祐一騎手（40、栗東・フリー）は8年連続9回目となるJRA年間100勝を達成した。本年の年間100勝達成は、戸崎圭太騎手、M.デムーロ騎手、C.ルメール騎手に続き4人目。

同騎手は「今年は怪我による休養からのスタートで、具体的な数字の目標は持たずにやってきましたが、年間100勝という数字を達成出来て、改めて多くの方々に支援していただいていると感じています。R.ムーア騎手をはじめとし世界のトップクラスで活躍している騎手が短期免許で来日していますので、彼らから受ける刺激をスキルアップにつなげ、いつかは世界で活躍出来る騎手になりたいと思っています。この数年は怪我が多かったので、今年の残りは怪我をすることなく、少しでも多くの騎乗馬を勝利に導けるよう全力を尽くしていきたいです」と、JRAを通じてコメントしている。

■東京競馬第10R・三鷹特別でバウトナカヤマ（牡5）に騎乗した田中勝春騎手（46、美浦・フリー）は史上4人目となるJRA通算1万9000回騎乗を達成した。初騎乗は1989年3月4日で、記録達成時点での通算勝利数は1737。このうち重賞勝ちは49で、GIは1992年安田記念（ヤマニンゼファー）、2007年皐月賞（ヴィクトリー）の2勝。

同騎手は「1万9000回も乗せていただいて、感謝しています。これだけ乗せてもらっても技術はまだまだだと思っています。これからも頑張ります」と、JRAを通じてコメントしている。

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