おしらせ
【今週の重賞】[ジャパンC]絶対王者キタサンブラック 連覇なるか[京阪杯]ソルヴェイグは賞金加算狙う[京都2歳S]タイムフライヤー 馬場不問の瞬発力
■11月26日、東京競馬場でジャパンC(GI、芝2400m)が行われる。
キタサンブラック(牡5、栗東・清水久)は、昨年このレースを鮮やかに逃げ切ってV。2着に2馬身以上の差を付けてのもので、国内最強を高らかにアピールした。その後ここまでGIタイトルを3つ上積み。とくに前走はゲートにぶつかり後手を踏むアクシデントを挽回しての勝利だった。年内での引退を表明している身ながら、その力量と気迫に一切の陰りなし。絶対のディフェンディング王者として連覇に臨むこととなる。前走はこの馬としては変則的な戦法で、しかも不良馬場のなかでの勝利とあってダメージが気になるところだが、先週の3頭併せで速い時計を出しており懸念視は不要のようだ。高いレベルで安定。
レイデオロ(牡3、美浦・藤沢和)は、異例のスローだった流れのなか早めに動く積極的な競馬から日本ダービーを制覇。世代の頂点に立った。秋初戦の神戸新聞杯では好位で進むと、手応えたっぷりのまま抜け出し完勝。ダービー時からさらにスケールアップした感がある。ちなみに神戸新聞杯で楽に退けた2着馬キセキは次戦の菊花賞を制した。古馬の一線級に対しても堂々と渡り合える器と見て差し支えないだろう。先週はC.ルメール騎手を背にした3頭併せで楽々併入。時計に派手さはなかったが、動きに躍動感が満ち溢れており2カ月ぶりとは思えない絶好の状態と言える。
サトノクラウン(牡5、美浦・堀)は、昨年暮れに香港ヴァーズで初のGIタイトルを奪取し、今年の宝塚記念でGI2勝目。前走の天皇賞・秋はキタサンブラックに食い下がりクビ差の2着と健闘した。間違いなく国内トップレベルの実力馬と言え、過去2年大敗を喫して“鬼門”とも思えた舞台での好走は目下の充実度も物語る。距離は今回のほうがいいだろうし、キタサンを逆転する可能性は十分にありそうだ。中間の攻めは馬なりオンリーだが、力強い伸びを見せており依然好調の域だろう。鞍上は当初R.ムーア騎手となる可能性が高かったが、同騎手は専属契約のある海外馬への騎乗が決まった。サトノクラウンの鞍上は、前走に引き続き目下絶好調のM.デムーロ騎手が務めることになりそうだ。
シュヴァルグラン(牡5、栗東・友道)は、昨年の3着馬。今年はここまで勝てていないものの、レコード決着だった春の天皇賞で2着に食い込んでおり、力はいまなお堅持している。前走の京都大賞典が1番人気で3着に終わったが、スタート後に寄られ、勝負どころでも前がつかえる不利があった。情状酌量できる敗戦。そこからしっかり乗り込まれ、派手さはないものの着実に気配を上げている。
海外勢は4頭がエントリー。もっとも注目すべきは、今年ここまで平地GIを27勝という名伯楽エイダン・オブライエン調教師が送り込むアイダホ(牡4、愛・A.オブライエン)か。GI勝ち実績はないが昨年愛ダービーで2着、英ダービーで3着。今年のキングジョージで3着とクラシックディスタンスの大レースで渋太く走っており、鞍上を務めるのは名手R.ムーア騎手。BCターフや香港ヴァーズ、キングジョージなどGIで6勝、昨年の凱旋門賞では2着だったハイランドリールの全弟という血統背景も魅力で、軽視禁物だ。
■11月26日、京都競馬場で京阪杯(GIII、芝1200m)が行われる。
ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島)は、昨年のスプリンターズSで勝ち馬レッドファルクスにアタマ+クビ差の2着に入った実績馬。今年は賞金不足でスプリンターズSは除外となってしまったが、その鬱憤を前走のオパールS快勝で晴らした格好だ。引き続きの京都芝1200m戦。来期は大舞台へ進めるよう、ここで賞金を加算しておきたいところだろう。中間は短期放牧を挟み、調整は順調だ。先週は川田騎手を背に坂路で終いを伸ばされた。一連の好調キープ。
今春の高松宮記念を制したセイウンコウセイ(牡4、美浦・上原)だが、夏の函館SSで4着。秋はスプリンターズSで11着、スワンSで14着と振るわない走りが続く。函館SSは速い流れを追い掛け過ぎ、スプリンターズSは内めの枠で揉まれたのが響き、前走スワンSは単純に距離が長く斤量58キロもキツかったか。今回は56キロ、過去3回走って2勝2着1回の京都芝1200m戦。大きく巻き返していいだろう。先週ウッドコースで好時計をマーク。いい状態にある。
その他、オーシャンS勝ちがあり前走のスプリンターズSでは0秒3差7着と大きく負けなかったメラグラーナ(牝5、栗東・池添学)や、1000万下→1600万下と連勝しオープンへ再昇級してきたアットザシーサイド(牝4、栗東・浅見)らも上位争いに加わってきそう。
■11月25日、京都競馬場で京都2歳S(GIII、芝2000m)が行われる。
タイムフライヤー(牡2、栗東・松田)は、新馬戦でロックディスタウン(札幌2歳S勝ち)の2着。続く未勝利戦を順当に勝ち上がると、前走の萩Sでは4馬身差の圧巻Vを果たしている。高い脚力はもちろん、新馬戦の新潟高速馬場、前走の重馬場と馬場不問で瞬発力を発揮できているのも強み。主役視されて当然の素材だろう。先週は古馬を目標に豪快な動きを披露。引き続きいい状態を保っている。
マイハートビート(牡2、栗東・高橋忠)は、未勝利戦、京都芝2000mの500万特別とここまで2連勝で来ている。前走Vは6頭立ての最後方から追走だったが、強烈な末脚を繰り出し接戦を制したもの。決め手と勝負根性は非凡で重賞でも通用しそうだ。中間は在厩で丹念に乗り込まれており、態勢は万全。
その他、京都芝2000mの新馬戦をセンスある内容で勝利、鞍上にM.デムーロ騎手を予定しているスラッシュメタル(牡2、栗東・西村)、札幌2歳Sで4着だったシスターフラッグ(牝2、栗東・西村)の西村真幸厩舎勢にも注目。
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