【今日の出来事】ディープ最速1500勝／牧田師＆植野騎手が節目の勝利／吉田隼騎手は3年連続第3回福島競馬リーディングを獲得

【11月19日の出来事】
■京都競馬第5R・メイクデビュー京都でフランツ（牡2）が1着となり、父であるディープインパクトは産駒のJRA通算勝利数を1500とした。これは、JRA史上6頭目の記録で、産駒初出走の日から数えて7年5カ月での1500勝達成は、キングカメハメハ産駒の8年6カ月26日を上回る史上最速となっている。

■京都競馬第10R・衣笠特別でアンドリエッテ（牝5）が1着となり、管理する牧田和弥調教師（45、栗東）はJRA通算100勝を達成した。管理馬の初出走となった2011年3月5日から約6年8カ月、1678戦目での記録達成で、現役では154人目。なお、100勝のうち重賞勝ちは2017年エルムS（ロンドンタウン）、2016年ダイヤモンドS（トゥインクル）の2勝。同師は「99勝目から足踏みしてやきもきしましたが、厩舎初出走の馬と同じ馬主さんの馬で100勝を達成することができて嬉しいです。達成できたのは、馬主さん、厩舎スタッフ、支えてくれる皆様のおかげです」と、JRAを通じコメントしている。

■福島競馬第5R・障害未勝利でシゲルロウニンアジ（牡4）に騎乗した植野貴也騎手（42、栗東・佐藤正）は、史上13人目、現役8人目となるJRA障害通算1000回騎乗を達成した。同騎手は「無我夢中で乗って、気がついたら1000回騎乗だったというのが今の率直な気持ちです。1000レースで約1万個の障害を飛越してきていますが、今まで大きなケガなく、無事に来られているのは、関係者の皆さんやファンの皆さんの応援のおかげです。これからも、あと10年は騎乗するつもりですので、障害レース2000回騎乗を目指して頑張っていきます」と、JRAを通じコメントしている。

■福島競馬第6R・3歳上500万下でシンデン（牡3）が4コーナーで外側に斜行したため、ディライトラッシュ（牡3）の進路が狭くなる事象が発生。さらに、その影響によりアシャカリブラ（牡3）も進路が狭くなって外に振られヴィレッジダンサー（牝4）と接触。ヴィレッジダンサーがバランスを崩した。この件につき、シンデンに騎乗していた中井裕二騎手（24、栗東・フリー）には、11月25日、11月26日、12月2日、12月3日の開催4日間で騎乗停止処分が下されている。

■第3回福島競馬の日程が終了し、当地5勝を挙げた吉田隼人騎手（33、美浦・フリー）が3年連続となる第3回福島競馬リーディングジョッキーに輝いた。同騎手は「3年連続でリーディングを獲ることが出来ましたが、本来なら倍くらい勝たなければいけないと思っています。福島競馬場では、来年も騎乗すると思いますので、応援よろしくお願いします」と、JRAを通じコメントしている。

【第3回福島競馬リーディングジョッキー順位】
1位　吉田隼人騎手（5勝、2着3回、3着4回）
2位　津村明秀騎手（4勝、2着4回、3着2回）
3位　菱田裕二騎手（4勝、2着3回、3着2回）

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