横山義行騎手が引退

12月15日、JRAは、横山義行騎手（43、美浦・フリー）が今月31日付で現役から退く旨の発表を行った。今後は競馬場・ウインズ等の設計管理・設備保守などを行うJRAファシリティーズに就職する予定とのこと。

同騎手は、1992年に美浦・加賀武見厩舎からデビューし、20勝を挙げ同年の民放競馬記者クラブ賞を獲得。その後は障害レースを主戦場とし、2000年、2001年の中山グランドジャンプを連覇したゴーカイの主戦騎手としても活躍した。ただ、2015年1月11日の中山4R・障害未勝利戦で落馬した際に、首骨の中を通る中枢神経である頸髄（けいずい）を損傷。今日に至るまで復帰に向けた懸命なリハビリが行われていたようだが、このたび、残念ながら現役続行断念の決断を下したものと思われる。

JRA通算成績は、初騎乗となった1992年3月1日から約25年9カ月の期間で、4343戦242勝（平地123勝、障害119勝、うち重賞11勝）。2005年にはJRA賞最多勝利障害騎手賞を獲得している。

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