ヴァーミリアンが種牡馬引退

北海道浦河町西幌別にあるイーストスタッドにて繋養されていたヴァーミリアン（牡15）につき、本年12月3日付で種牡馬生活を引退したことが明らかとなった。

同馬は父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ、母父サンデーサイレンスという血統で、兄サカラート、弟キングスエンブレム＆ソリタリーキングともに重賞勝ち馬。近親にはダイワメジャー＆ダイワスカーレット兄弟らが名を連ねている。

現役時は、2007年のジャパンCダート（GI、ダ2100m）や2008年フェブラリーS（GI、ダ1600m）、2007年から2009年にかけてのJBCクラシック（JpnI、距離はレースごとによる）3連覇など、GI級タイトル9勝の成績を残し、2007年度のJRA賞最優秀ダートホース、およびNARグランプリ特別表彰馬のタイトルを獲得。

種牡馬としては、初年度産駒のノットフォーマルが2015年のフェアリーSに優勝。本年8月の地方交流重賞・サマーチャンピオンではラインシュナイダーが勝利するなど、優秀な産駒をコンスタントに輩出していた。なお、今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬になる予定。

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