キタサンブラックお別れセレモニー開催　北島三郎さんは新曲も披露

引退レースの有馬記念を制し、GIタイトルを7勝として現役生活を終えたキタサンブラック（牡5、栗東・清水久）の「お別れセレモニー」が12月24日、中山競馬場の全レース終了後に行われた。セレモニーは芝コース内の特設ステージで行われ、オーナーの北島三郎さん（馬主名義は有限会社大野商事）と主戦・武豊騎手が登壇。菊花賞を制したパートナーである北村宏騎手、清水久師、そして調教パートナーを務めてきた黒岩騎手も北島さんに呼ばれ、にぎやかなムードの中で進んだ。

北島さんは「泣くまいと思っていたが、しゃべっていると泣けてくる」「一生でこんなに感動することがあるとは」と愛馬のラストランを振り返り、「曲を作ってきました」と新曲「ありがとうキタサンブラック」もターフビジョンでお披露目。最後は名曲「まつり」の“キタサンバージョン”熱唱、そしてキタサンブラックがコースで最後の勇姿を披露し締めくくられた。正式な引退式は2018年1月7日に京都競馬場で行われる。

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