ロサギガンティア、ウインフルブルームが引退　乗馬に

2015年の阪神C（GII、芝1400m）などを制したロサギガンティア（牡6、美浦・藤沢和）が、12月20日付で競走馬登録を抹消、現役を引退することがJRAから発表された。また2015年の京都金杯（GIII、芝1600m）を制したウインフルブルーム（牡6、栗東・宮本）も、12月22日付で競走馬登録抹消、引退となることがJRAより発表されている。

ロサギガンティアは2013年7月にデビュー。重賞初挑戦だった翌2014年のスプリングS（GII、芝1800m）で初の重賞勝ちを成し遂げ、5月のNHKマイルCでは勝ち馬ミッキーアイルに0秒1差の4着と健闘した。以降芝のマイル前後を中心に活躍し、2015年の阪神Cで重賞2勝目を挙げる。その後もコンスタントに走っていたが、今年2017年11月オーロCのレース中に故障を発症し、競走能力喪失と診断されていた。今後は千葉県成田市久米野の緑の馬牧場で乗馬になる予定とのこと。

ウインフルブルーム2013年に8月にデビュー。新馬戦を勝ち上がり、野路菊Sで2着、500万特別千両賞勝ちに続いて臨んだ朝日杯FSでは3着に入った。翌2014年はシンザン記念2着、若葉Sで2着と好走を続け皐月賞では積極策から3着。以降芝中距離路線で活躍を続け、2015年の京都金杯で重賞初勝利を挙げた。ラストランは今年12月17日のディセンバーSで、6着。今後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブで乗馬になる予定だ。

▽【ロサギガンティア】
父フジキセキ
母ターフローズ
母父ビッグシャッフル
28戦5勝

《重賞勝鞍》
2015年　阪神C（GII）
2014年　スプリングS（GII）

▽【ウインフルブルーム】
父スペシャルウィーク
母ハナノメガミ
母父サクラユタカオー
18戦5勝（うち地方1戦0勝）

《重賞勝鞍》
2015年　京都金杯（GIII）

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