おしらせ
【先週のお別れ】父と大叔父が有馬記念勝ち&ブラックタイド産駒の素質馬が登録抹消に
[12月13日抹消]
フィールザスマート(牡6、美浦・新開)
通算成績
27戦5勝
父ブラックタイドの2世代目産駒(キタサンブラックは3世代目)のうちの一頭で、芝での活躍が多い父の仔のなかでは、ダート路線で才覚をあらわした異色の存在。2013年11月の東京2歳新馬戦より一貫してダートを使われ続け、本年12月9日に行われた師走Sまでの全27戦で5勝を挙げた。
3歳シーズンには、JpnIのジャパンダートダービーで勝ち馬カゼノコから0秒1差3着に肉薄し、世代トップレベルの力を見せ付けたほか、翌年2月末の総武Sにおいてはノースショアビーチ、キクノソルといった強豪を下しOP初勝利を遂げることに。また、直後の交流重賞・名古屋大賞典では3着に健闘。ダート中距離路線で着実に実績を積み上げ、少しづつその地位が確立されていっている印象を抱いたのだが、馬はそれを境に成績が急下降。中途、2016年5月の栗東Sで実力馬キングズガードの3着、本年6月の天保山Sでは上がり最速の切れ味を見せるなど、気を吐くシーンもあるにはあったが、勝ち星を掴むには至らず。ラストランとなった天保山S(11着)の4日後に中央登録抹消となった。現段階では、地方移籍か、このまま現役を退くかは明らかになっていない。
[12月16日抹消]
バルビエール(牡5、栗東・武井)
通算成績
8戦2勝
2012年1月末日、北海道日高郡新ひだか町にあるタイヘイ牧場(代表生産馬:ゴーカイ ※中山グランドジャンプ連覇など)で誕生。父が2004年の有馬記念(秋古馬3冠達成)を勝ったゼンノロブロイで、母グランドアメリフローラの叔父にあたる存在が1998年・1999年の有馬記念を連覇したグラスワンダーという、豪華な血統の出自だ。2014年のHBAトレーニングセールにおいて吉田勝己さん(馬主名義は奥様の吉田和美さん)が2000万円で落札。美浦の武井亮厩舎で管理された。
競走成績は僅か8戦のキャリアで2勝。端的に言えば大成ならなかった馬ではある。とはいえ、2014年9月の新馬戦ではあのルージュバック相手に一瞬はあるかの脚色を見せ少差の3着に健闘(…馬なりノーステッキで差し切られはしたが)。その直後の未勝利戦をあっさり勝ち上がるあたり素質は非凡であったと考えていい。翌年の3歳シーズン夏の福島においては、余裕綽々のレースぶりで、素質馬ウェルブレッド(ドゥラメンテの2着し、のちグレーターロンドンに少差3着するなどの実績を残す)を3馬身突き放す圧勝を演じるなど、3歳秋以降、いかほどまでに強くなるのかという期待を大いに感じさせてくれた。
ただ、惜しむべきは、その後に屈腱炎・骨折を負い、長期戦線離脱を余儀なくされてしまったことであろう。馬は本年9月、不屈の闘志で約2年2カ月ぶりのカムバックを果たしはしたが、かつてのような走りは見られずじまい。12月9日の中山3歳上500万下(15着)を最後に残念ながら登録を抹消している。
12月11日~12月17日までの登録抹消は他72頭。
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