ラストインパクトが引退　京都大賞典など重賞3勝

2014年の京都大賞典（GII、芝2400m）などを制したラストインパクト（牡7、栗東・角居）が引退となることが分かった。オーナーサイドであるシルクホースクラブのHPで発表されたもの。今後については未定とされている。

同馬は伯父にビワハヤヒデ、ナリタブライアン兄弟がいる良血馬。松田博資厩舎の管理馬として2012年11月にデビューした。翌2013年春のクラシック本番には進出ならなかったが、着実に走り続け夏の小倉で1000万特別を勝利。続く菊花賞では4着に入った。翌2014年2月に小倉大賞典（GIII、1800m）で重賞を初制覇。以降、芝の中長距離重賞の常連として存在感を発揮し、2015年11月のジャパンCでは2着に入った。2016年、松田厩舎解散に伴い角居厩舎へ移籍した後、同年3月のドバイシーマクラシックでは3着に入る。今期は成績こそ伴わなかったが、自身初のダート戦に挑むなどここまで重賞を6戦消化し、健在ぶりを披露。ラストランは今年11月のジャパンCで、14着だった。

▽【ラストインパクト】
父ディープインパクト
母スペリオルパール
母父ティンバーカントリー
36戦7勝（うち海外1戦0勝）

《重賞勝鞍》
2014年　金鯱賞（GII）
2014年　京都大賞典（GII）
2014年　小倉大賞典（GIII）

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