種牡馬エーシンフォワードがアメリカへ移動

2010年のマイルCS（GI、芝1600m）の優勝馬で、現在は北海道日高郡新ひだか町にあるレックススタッドで種牡馬生活を送っているエーシンフォワード（牡13）が、今春からアメリカ合衆国のニューヨーク州にあるロックリッジスタッドで供用されることが分かった。米ブラッドホースなどが報じている。

エーシンフォワードはアメリカ産まれの外国産馬で、現役時代は3歳時から重賞戦線で活躍。5歳時の2010年に阪急杯（GIII、芝1400m）で初重賞制覇を果たすと、同年のマイルCSでは13番人気ながらレコードタイム（当時）で優勝し、波乱を演出した。結局、以降は勝利を挙げることができなかったものの、通算29戦6勝という成績を残して2011年に引退。翌2012年から種牡馬生活をスタートさせたが、目立った産駒を送り出すことができず、この度、生まれ故郷でもあるニューヨーク州で再スタートを切ることになった。なお、ブラッドホースによると、同馬は2月中にアメリカへ移動するという。

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