おしらせ
【先週のお別れ】ヴィルシーナ&シュヴァルグランの近親馬がターフに別れ
[1月24日抹消]
マキャヴィティ(牡7、美浦・萩原)
通算成績
30戦5勝
本馬は、父デュランダルの5世代目産駒にあたる1頭で、母エアラグドールは2002年JRA賞最優秀4歳以上牝馬ダイヤモンドビコーの姉という位置付け。一族にはマイルGI2勝のミッキーアイルや、昨年の2歳女王ラッキーライラック、NHKマイルC覇者アエロリットなどの名が見える一本筋通った血統構成だ。2011年のセレクトセール当歳馬セッションにおいて、金子真人HD(株)さんが2200万円で落札、のち美浦の萩原清厩舎に所属した。
2013年の6月に東京で卸され、2戦目の未勝利戦、および新潟のダリア賞を連勝。また翌年、アーリントンCでミッキーアイルの5着に奮戦するなど、当初は芝レースを主体に使われていた馬だが、3歳シーズン5月の交流重賞・兵庫CS4着を境に以降は一貫してダート路線を歩むこととなる。
その後は、2015年、4歳初戦の初春S(鞍上は後藤浩輝騎手)で待望のダート初勝利を挙げたほか、降級となった同年夏の越後Sで再度準オープンを制覇。また、5カ月の休養を挟んで挑んだ2016年1月ジャニュアリーSでは、素質馬ブルドッグボス(先週の根岸Sで5着)を負かすなど、砂の短距離路線で確固たる実力を示した。ただ、ピークはそのあたりの時期にあったようで、それよりのちは成績が下降。本年1月20日のすばるS(16着)を最後に残念ながら中央登録を抹消している。
[1月26日抹消]
ベルディーヴァ(牝6、栗東・斉藤崇)
通算成績
16戦3勝
2012年3月11日、北海道安平町にあるノーザンファームの生まれで、父ダイワメジャー、母はハルーワソング。兄にラジオNIKKEI賞を勝ったフレールジャック、中日新聞杯&新潟記念を制したマーティンボロらがおり、姉ハルーワスウィートの産駒にはヴィルシーナ&シュヴァルグラン&ヴィブロスというGI3きょうだいが名を連ねる、豪華かつ活力のある良血馬だ。有限会社・キャロットファームの持ち馬として、一口5万円、総額2000万円で募集され、栗東の高野友和厩舎(のち斉藤崇史厩舎へ転厩)で管理された。
これだけの血統だけに、方々から期待されたことは想像に難くないが、2014年8月に負った右後肢第一趾骨骨折の影響でデビューは大きくずれ込むことに。初お目見えは2015年6月。既に同世代の日本ダービーが終了したその2週後という遅さではあったが、その4戦後の未勝利戦(ダート)で初勝利を挙げ、首の皮一枚繋がる形に。ただ、その後2016年の半ばには軽度ながら再度骨折を発症し戦線を離脱(この間に転厩)。もっとも力をつけるであろう時期を棒に振ってしまったことが無念でならない。馬は不屈の闘志でカムバックを果たし、昨夏より芝のスプリントで2勝を挙げるなど確かな素質を示したが、本年1月13日の淀短距離S(3着)を最後とし、クラブ規定(6歳春引退)前にひとあし早くターフに別れを告げることとなった。
1月22日~1月28日までの登録抹消は他75頭。
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