おしらせ
【先週のお別れ】馬クダンカードで大推奨! 3連単167万馬券の立役者が豪州移籍へ
[2月1日抹消]
イッテツ(牡6、美浦・斎藤誠)
通算成績
26戦6勝
欧州最高の1歳馬市場とも言われる『タタソールズオクトーバーセール』出身の愛国産馬で、父・英GIスプリントC覇者インヴィンシブルスピリット(Invincible Spirit)×母・米ダートGIヒューマナディスタフS勝ちテンプルストリート(Temple Street)という、豪華な血統の出自だ。アルバートなどのオーナーとして知られる林正道氏の持ち馬として、美浦の斎藤誠厩舎に所属。2014年8月の2歳デビューより、およそ3年3カ月の期間で全26戦6勝の成績を残した。
短距離を主戦場に、父母から受け継いだ溢れんばかりのスピードを存分に振るった馬だが、特徴的だったのは札幌・函館における洋芝適性の高さ。自身全6勝中4度が夏の北海道でのものであり、この2場での通算成績も、OPのUHB賞勝ち含む、9戦【4.1.2.2】、複勝率78%という好アベレージを叩き出している。
また、結果中央所属ラストランとなった昨年11月末のGIII・京阪杯では、16頭立ての14番人気という低評価ながら、後方大外より猛然と追い込み勝ち馬ネロから0秒1差3着に奮戦。あと一完歩あれば……といった内容で3連単167万馬券の立役者となった。弊社としても当時、毎週末皆さまに提供している【馬クダンカード】にて、『秘める実力と掛け離れた状況におかれ、馬券的妙味はタップリ。まさに狙いどころ』などと推奨し大きな反響を得たのが記憶に新しいところだ。
さて、馬は先月末に中央登録を抹消するに至っているが、すでにオーストラリアン・ブラッドストック社に購入されており、今後は豪州に籍を移し現役を続行するとのこと。この馬の潤沢なスピード性能がうまくマッチすれば、同国・ランドウィック競馬場で行われる芝の世界最高賞金額(約5億円)レース【ジ・エベレスト】 でその姿を見る機会が訪れるかもしれない。新天地での活躍を大いに期待したいと思う。
[2月1日抹消]
サージェントバッジ(牡6、栗東・須貝)
通算成績
32戦4勝
2012年5月3日、北海道安平町にあるノーザンファームの生まれ。父はちょうど3年前に亡くなったステイゴールドで、母タペストリーはアルゼンチンのGIを4勝したゲルニカの娘という血統。今週末の京都記念に出走予定のクロコスミアと同じ大塚亮一オーナーの所有馬として、栗東の須貝尚介厩舎に所属した。
2歳シーズンとなる2014年6月にデビューを果たした馬だが、勝ち上がりはその年末で、本格化を示したのは翌2015年の夏場から。走るごと着実に力をつけ、2016年1月の雅Sを制しオープンにまで到達した。
この馬のハイライトはそこから3戦後。自身最初で最後の重賞挑戦となった2016年4月のGIII・アンタレスS。
アウォーディーにアスカノロマン、クリソライトやロワジャルダン、ローマンレジェンドほか重賞勝ち馬多数という、GIレースと見間違うかのような超豪華な面々のなかに加わっての一戦で、おまけにスタートで致命的な出遅れを喫す非常に厳しい展開に。それでも内めでじっくりと脚を溜め直線に向くと、馬場の中ほどから矢のような伸び脚を披露。上がり最速タイの脚で、勝ったアウォーディーから0秒6差3着と奮戦した。一列二列前におり、かつ1キロ重いアウォーディーに同じ上がりを使われてしまっては力差は明白であったが、近年のダート路線におけるトップレベルの面々らのあいだに割って入ったのだから大したものだ。並みの馬にやれといってやれる芸当でないことは明らかで、ことこれに関しては素直に評価すべきであろう。
なお、その後は、成績振るわず低迷したが、極端な追い込み脚質から脱却しもう少し器用に立ち回れるようであったならば、もっと上の域に行けたのではなかろうか。そう思わせてくれるだけの力量を秘めていた馬だったように思う。本年1月末の北山S(7着)を最後に中央登録を抹消している。
1月29日~2月4日までの登録抹消は他65頭。
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