おしらせ
【今週の重賞】[フェブラリーS]ゴールドドリーム 連覇なるか[ダイヤモンドS]堂々の主役フェイムゲーム[京都牝馬S]ミスパンテール好気配[小倉大賞典]上がり馬トリオンフに注目
■2月18日、東京競馬場でフェブラリーS(GI、ダ1600m)が行われる。
ゴールドドリーム(牡5、栗東・平田)は、昨年このレースを制し12月のチャンピオンズCも勝利。中央ダートGI連覇を果たした文句なしの実力馬だ。今回2カ月半ぶりとなるが、鉄砲を苦にしない馬で昨年も同様のレース間隔。昨年のチャンピオンズCにしても2カ月ぶりだったし、割り引く必要はない。東京ではこれまでの4戦すべてがダート1600mで【3.1.0.0】。2着に敗れた2016年武蔵野Sは直線でかなり狭くなるシーンがあり、それでも連を外さなかったあたりコース適性はきわめて高い。先週は栗東坂路4F51秒1(一杯)の好タイムを出せており、調整は順調そのもの。連覇への視界良好だ。
テイエムジンソク(牡6、栗東・木原)は、昨年後半一気に力を付け、GI初挑戦のチャンピオンズCではゴールドドリームにクビ差の2着だった。ゴール寸前、コパノリッキーとの追い比べを制したところで強襲に遭い、僅かに屈しての敗戦。負けて強しの内容で、ここでリベンジを果たしたいところだろう。年明け初戦の東海Sを危なげなく快勝し、臨戦過程は申し分ない。先週はウッドコースでラストにしっかり負荷を掛けられており、十分に上積んで臨んできそうだ。
ケイティブレイブ(牡5、栗東・目野)は、昨年6月の帝王賞で後方に置かれる不本意な形となったが見事に挽回し、GI級レースを初制覇。前走の川崎記念では先手を奪って押し切り、GI級2勝目を挙げている。マイルはいささか忙しい感はあるものの、自在性と渋太さはこのメンバーに入っても最上位クラス。ここで中央重賞初Vを狙う。変則中1週の形になるが、先週坂路で時計を出せており体調面に不安は感じられない。
ノンコノユメ(セ6、美浦・加藤征)は、前走根岸Sで2年3カ月ぶりの復活Vを果たした。末脚の破壊力は屈指のものがあり、直線勝負となる東京マイルではユニコーンSと武蔵野Sを制覇。2016年のフェブラリーSで2着に入るなど、コース相性は抜群だ。首位争いの資格十分。中間は軽め調整だが、軽快に動いており前走レコード駆けの反動はなさそう。好調維持。
その他、昨年のJBCクラシックを制したサウンドトゥルー(セ8、美浦・高木)や、昨年このレースで2着だったベストウォーリア(牡8、栗東・石坂)ら8歳馬勢にも警戒が必要か。なお昨年1番人気3着だったカフジテイク(牡6、栗東・湯窪)は賞金順で21番目、レーティングは優先出走権圏外の6番手。出走は微妙な状況だ。
■2月17日、東京競馬場でダイヤモンドS(GIII、芝3400m)が行われる。
フェイムゲーム(セ8、美浦・宗像)は、昨年こそ6着だったが2014年、15年と連覇、2016年は58.5キロを課せられながら2着とこのレースを得意にしている。7歳シーズンの昨年は目黒記念を勝利、ステイヤーズSで2着と衰えを感じさせない走りを見せた。斤量は背負うことになりそうだが、天敵アルバート不在なら堂々主役を張れる。
ほか、昨年のアルゼンチン共和国杯で2着だったソールインパクト(牡6、美浦・戸田)や、昨年このレース5着、前走のステイヤーズSで3着に入ったプレストウィック(牡7、美浦・武藤)あたりが上位争いに加わってきそうだ。
■2月17日、京都競馬場で京都牝馬S(GIII、芝1400m)が行われる。
ミスパンテール(牝4、栗東・昆)は、昨年のチューリップ賞でソウルスターリングに0秒3差の2着。クラシック本番では結果が出なかったが昨年秋に準オープン、ターコイズSと連勝し、改めて力上位をアピールした。テンションが高くなるところがあり距離短縮は吉と出そうで、勝ち負けの可能性十分。先々週、先週とコース追いで強烈な伸びを見せており、攻め気配もいい。
また、昨年のスプリンターズSで3着に入ったワンスインナムーン(牝5、美浦・斎藤誠)や、一昨年のスプリンターズS3着馬で函館SSなど重賞2勝の実績があるソルヴェイグ(牝5、栗東・鮫島)、前走の準オープン戦で大外一気の末脚から差し切り勝ちを収めたデアレガーロ(牝4、美浦・大竹)あたりにも首位争いの資格はありそうだ。
■2月18日、小倉競馬場で小倉大賞典(GIII、芝1800m)が行われる。
トリオンフ(セ4、栗東・須貝)は、目下1000万を3馬身半差、準オープンを4馬身差と快勝続きの上がり馬だ。小倉千八は昨夏500万条件で勝っており、コース相性は上々。昇級初戦ならハンデはそこまで重くならなさそうで、即通用のシーンがあって不思議はない。中間は好タイムを連発しており、上積みも十分のようだ。
同じ4歳馬ではラジオNIKKEI賞で2着があるウインガナドル(牡4、美浦・上原)も有力だが、昨年の小倉日経オープンを勝ったダノンメジャー(牡6、栗東・橋口)や、前走白富士Sで2着と復調気配見せたスズカデヴィアス(牡7、栗東・橋田)らベテラン勢の奮起もありそうで、混戦模様だ。
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