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【今週の重賞】[中山記念]ペルシアンナイト 久々を感じさせず[阪急杯]レッドファルクス 力は断然

■2月25日、中山競馬場で中山記念(GII、芝1800m)が行われる。

ペルシアンナイト(牡4、栗東・池江)は、昨年の皐月賞でレコード勝ちのアルアインにクビ差の2着。昨年秋のマイルCSでは、後方から鋭く差し込んで2000年のアグネスデジタル以来17年ぶりの3歳馬による同レース勝ちを成し遂げた。高い脚力に渋太さ、そして抜群の操縦性を兼ね備える芝マイル~中距離路線のエース候補だ。距離、舞台設定に異存なし。先々週、先週とコース追いで豪快な伸びを見せており3カ月ぶりを感じさせない上々の気配にある。好発進に期待。

ヴィブロス(牝5、栗東・友道)は、2016年に秋華賞を制覇。昨年はこのレース5着をステップに、ドバイターフを制した。ちなみにそこで3着だったリブチェスターはムーランドロンシャン賞など英仏でGI3勝、4着のザラックは仏のGI・サンクルー大賞でV、6着デコレーテッドナイトはチャンピオンSなど愛のGI2勝と、ヴィブロスが撃破した面々はその後欧州主要レースを勝ちまくっており、超ハイレベルな一戦だったと言える。昨秋は波に乗れなったが、立て直され目下抜群の攻め気配。実力は世界レベルなだけに、あっさり、というシーンも。

アエロリット(牝4、美浦・菊沢)は、昨年のNHKマイルC勝ちが重賞初制覇。続く古馬相手のクイーンSでは楽に押し切り勝ちを収め、距離延長にも対応した。秋華賞は1番人気を裏切る7着に終わってしまったが、これは道悪競馬がフィットしなかったもの。前々で運べる自在性が武器で、勝ち切っていないものの過去中山では2回走っていずれも2着とコース相性は良く、距離もちょうどいいだろう。開幕週の好コンディションならチャンスは十分と言える。4カ月半ぶりで焦点は状態面。帰厩以来菊沢師が付きっ切りで稽古に跨り、コースと坂路を併用して乗り込まれている。全体時計は目立たないが、促されての気迫は及第点以上。力を出せるデキに仕上がりつつある。

その他、昨年スプリングSと福島記念を制したウインブライト(牡4、美浦・畠山)や、昨年このレースで2着だったサクラアンプルール(牡7、美浦・金成)、オープン特別2連勝と勢いに乗るマイネルハニー(牡5、美浦・栗田博)らにも上位進出のチャンスはありそう。

■2月25日、阪神競馬場で阪急杯(GIII、芝1400m)が行われる。

レッドファルクス(牡7、美浦・尾関)は、昨年秋にスプリンターズSを制覇。内を回った組が有利なレースだったが、この馬は外から鋭く伸び連覇を達成した。力は断然。2016年のスプリンターズSが3カ月ぶり、昨年が4カ月ぶりでぶっつけは苦にしない馬だし、距離も問題なし。阪神芝コースで走るのは初になるが、中山での強さを見る限り割り引く必要はないだろう。斤量58キロも経験済み。勝ち負けの競馬に期待できる。いささか調整ペースが上がってこなかったが2週前追いで気合いを注入された効果か、先週は大きく先行した相手を抜き去る豪快な動きを披露。あとひと追いで態勢は整いそう。

モズアスコット(牡4、栗東・矢作)は、昨年7月の未勝利戦を勝つと4連勝で一気にオープン入り。昇級初戦の阪神Cは4着で連勝は止まったものの、外々を回って早めに動くレースでレコード決着に0秒4差ならメドは立った。今回も相手関係は骨っぽいが、4歳馬の伸びシロと、コースへの慣れを考えれば首位争いに加わっていいだろう。帰厩後の稽古本数にやや物足りなさはあるが、動きそのものは悪くない。今週速いタイムが出せれば大丈夫そうだ。

ほか、昨年のフィリーズRを制したカラクレナイ(牝4、栗東・松下)や、昨年このレースで1番人気を裏切ったようにムラなところはあるが力上位のシュウジ(牡5、栗東・須貝)あたりが上位争いに加わってきそうだ。

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