UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[金鯱賞]サトノダイヤモンド 復帰戦で存在感示すか[フィリーズR]モルトアレグロ 重賞初Vのチャンス[中山牝馬S]実績十分マキシマムドパリ

■3月11日、中京競馬場で金鯱賞(GII、芝2000m)が行われる。

サトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江)は、3歳時に菊花賞と有馬記念を制覇。昨年秋の凱旋門賞挑戦は15着と結果が出なかったが、現役最強馬の一角として国内復帰戦となるここで存在感を改めて示したいところだ。2月上旬からこのレースを目標に坂路とウッドコースを併用して乗り込まれており、本数は申し分ない。しかし先週の3頭併せで見せた動きはいまひとつで、まだいい頃の気配には戻り切っていない印象だ。今週どこまで変わった姿を見せられるかに注目。

スワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野)は昨年春に共同通信杯を勝利、日本ダービーでは2着。秋は古馬と戦いアルゼンチン共和国杯でV、有馬記念では外々を回るロスがありながら2着とタイム差なしの4着に入った。右でもそうは崩れないが、手前の関係で左回りのほうが断然パフォーマンスがいい馬。中京芝2000m戦はほぼベストの条件で、鉄砲も苦にしないだけに勝ち負けの競馬に期待できる。ここまでウッドコース中心にじっくり鍛錬され、M.デムーロ騎手が跨った先週の調教では自己ベストを更新。万全だ。

ヤマカツエース(牡6、栗東・池添兼)は、開催時期変更前の2016年12月、そして変更後の昨年3月とこのレースを制しており、変則3連覇が懸かる。コース適性は当然ながら抜群で、昨年大阪杯で3着へ入ったように力量も十分。帰厩後の調整は順調に来ており、昨年秋にGIで3戦走った疲れはしっかり癒えているよう。先週は負荷を掛けられ豪快な伸びを披露。あとは微調整程度で態勢は整いそうだ。

ほかサトノダイヤモンドの仏遠征に帯同し、こちらも国内復帰戦となる重賞4勝馬サトノノブレス(牡8、栗東・池江)や、昨年12月の中日新聞杯で重賞を初制覇したメートルダール(牡5、美浦・戸田)らも上位争いに加わってくるだろう。

■3月11日、阪神競馬場で3着までに優先出走権が与えられる桜花賞トライアル・フィリーズR(GII、芝1400m)が行われる。

モルトアレグロ(牝3、美浦・武井)は、前走の紅梅Sで抜群の折り合いから鋭く抜け出し、3勝目をマークした。イレ込んで力を出せなかった阪神JFでも、0秒7差の5着と健闘。チューリップ賞の結果から、阪神JFのレースレベルがかなりのものだったことは疑いようがなく、モルトアレグロの力も相応に評価されていい。関西遠征は3度目となり更に落ち着いて臨めるはずで、重賞初制覇のチャンス十分だ。中間の攻めはやや緩めだが、そこまで攻めなくても仕上がるタイプ。先々週、先週と軽快に動いており一連の好調維持だろう。

徹底先行が武器のコーディエライト(牝3、栗東・佐々木)は、新潟2歳Sで2着、ファンタジーSで2着と重賞で好成績を残してきた。前走阪神JFは13着に終わったが、17番枠が仇となりハナを取り切れなかったのが響いたもの。距離は短いほうが良さそうで、同型の出方次第だが自分の形に持ち込めれば上位に食い込む可能性十分だ。先週は坂路で自己ベストを更新する走りを見せており、攻め気配も上々。

トロワゼトワル(牝3、栗東・安田隆)は、アルテミスSで4着、フェアリーSで5着、エルフィンSで4着と歯がゆい走りが続く。マイル戦では終いにジリっぽくなるあたり、距離短縮ならあとひと押しがありそうだ。先週の稽古ではテンションが高くなるなど若いところを見せたが、追われるとスッと重心を低くしていい伸びを見せた。引き続き好調。

その他、中京2歳Sを制し、ファンタジーSでは3着だったアマルフィコースト(牝3、栗東・牧田)や、ここまで無傷の2連勝で来ているアンコールプリュ(牝3、栗東・友道)、目下芝1200m戦で3連勝中のアンヴァル(牝3、栗東・藤岡)らにも上位進出の可能性がある。

■3月10日、中山競馬場で中山牝馬S(GIII、芝1800m)が行われる。

マキシマムドパリ(牝6、栗東・松元)は重賞2勝、秋華賞3着、エリザベス女王杯4着などがあり実績では抜けた存在と言える。連覇を狙った前走愛知杯はジワジワ伸びて3着が精一杯だったが、トップハンデ56キロがさすがに応えたよう。今回もある程度の斤量を背負うことになりそうだが、牝馬同士のGIIIなら首位争い必至だ。中間は坂路で入念に乗り込まれており、昨年秋にフル稼働した反動は感じられず、高いレベルの好調維持。なお所属クラブの規定で、これがラストランとなりそうだ。

エテルナミノル(牝5、栗東・本田)は、前走の愛知杯で重賞初制覇。2走前のターコイズSはゲートで暴れてしまいスタートで後手を踏んだが、終いに脚を伸ばして0秒1差の5着に食い込んでおり、目下グングン力を付けている印象だ。重賞2連勝の可能性は十分。使い詰めで来ており中間の速い時計は1本のみだが、GI馬レーヌミノルに食い下がってまずまずのタイムを出せていた。上積みはどうかも、この馬なりにいい状態だろう。

その他、昨年このレースを制したトーセンビクトリー(牝6、栗東・角居)や、3歳時にフラワーCで2着があるゲッカコウ (牝5、美浦・高橋博)、昨秋ローズSで2着、秋華賞で5着だったカワキタエンカ(牝4、栗東・浜田)らの上位食い込みも十分ありそうだ。

▽【関連リンク】
■【UMAJIN.net EVOLUTION PROJECT】「本物に触れ、本物を知る。」競馬サロンはこちら!
■[お友だち5万5000人突破!]UMAJIN.net LINE@公式アカウント【限定無料配信】
■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!
■驚異の新指数【WINDEX】土曜小倉1Rで15万馬券ゲット!

おしらせ一覧

PAGE TOP