おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[弥生賞]ダノンプレミアム、ワグネリアン[チューリップ賞]ラッキーライラック[オーシャンS]レーヌミノルなど
月4日に中山競馬場で開催される弥生賞(GII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ダノンプレミアムは、川田騎手を背に栗東ウッドコースで単走。終始馬なりで進んだが、最後は馬自身が気迫を前面に出し1F11秒6という抜群の切れ味を披露した。テンション面を気遣ってか、ここまで強い負荷は掛けられておらず体には若干余裕を感じさせるが、デキは申し分なし。持てる力をしっかり出せる態勢だ。
ワグネリアンは、先週騎手騎乗でウッド7Fからの速い時計を出しており、これが実質の最終追い。輸送を控えた今週は栗東坂路単走で反応を確かめる程度の内容だった。スムーズに発進し、終いに軽くだけ促されると軽快な伸びを披露。時計は4F53秒9-1F12秒3(馬なり)と平凡だが、重苦しさを一切感じさせず走る気まんまんといった雰囲気にある。いい状態で始動戦に臨めそう。
オブセッションは、杉原騎手(レースはC.ルメール騎手)が跨り美浦ウッドで古馬500万下を目標に最終追い。“藤沢和流”の馬なり調整で、体が並んでも抜きにいかず闘志を充填させる稽古を消化した。ここまで古馬の骨っぽい相手と入念にスパーリングをこなしており心肺機能、気迫ともに万全の状態。
ジャンダルムは、武豊騎手を背に栗東ウッドで併せ馬。3歳オープン馬を目標に進み、手応え圧倒で徐々に差を詰めると内に進路を取った直線で鋭く脚を伸ばし、1馬身の先着を果たした。中間はサトノダイヤモンドらレベルの高い相手に胸を借り互角の動きを見せていたし、いきなり力をフルに出してきそうだ。
サンリヴァルは、藤岡佑騎手が跨って栗東ウッドで古馬1000万下を相手に併せ馬。終いにしっかり追われると、力強い伸びを見せ併入に持ち込んだ。前回の休み明け時に比べ馬体、反応ともにレベルアップしており、好気配と言える。
リビーリングは、戸崎騎手が騎乗し美浦ウッドコースで古馬オープンのミッキージョイを追走。序盤は折り合い重視で進み、終いも余力十分のままだったが、強めに追われる相手をアオって同入を果たしている。前走時にある程度仕上がっていたが、更にいい状態へ持ってこれたようだ。
■3月3日に阪神競馬場で開催されるチューリップ賞(GII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ラッキーライラックは、栗東ウッドコースで古馬準オープンを追走。序盤はスムーズな折り合いを見せ、直線では内へ進路を取って並びかけると軽くだけ促されたラスト1Fで一気に突き放し3馬身の先着を果たした。心肺機能、反応ともに抜群のものがあり、万全の状態で始動戦に向かえそうだ。
リリーノーブルは、川田騎手を背に栗東ウッドコースで3歳未勝利を目標に発進。手応えで圧倒し直線半ばでパスすると、そのまま突き放して5馬身の先着フィニッシュとなった。2着だった阪神JF時に比べ、この中間の稽古は質量ともに凌駕しており、課題の瞬発力も相当強化されたようだ。文句なしのデキ。
マウレアは、武藤騎手(レースは武豊騎手)を背に美浦ウッドコースで3頭併せの追い切りを行った。2頭を先に行かせ最後方から。ジワジワと脚を伸ばして差を詰めると最内に進路を取った直線では仕掛けへ鋭い反応を見せ、それぞれに先着を果たした。クイーンCから中2週となるが、反動は感じられず一定の上積みは見込んでいいだろう。
スカーレットカラーは、栗東CWで古馬500万下と併せられ追走併入。時計はそこまで速くなかったが、仕掛けられての気迫は十分で、前走から順調に良化を果たしたようだ。
レッドランディーニは、栗東坂路で終い重点の併せ馬を行い4F53秒2-1F13秒5(一杯)をマークし、古馬500万下に先着。時計はいささか平凡だが、稽古ではそこまで動かないこの馬なりに悪くない動きだったと言える。前走から大きく上積んでいると見ていい。
■3月3日に中山競馬場で開催されるオーシャンS(GIII、芝1200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
レーヌミノルは、栗東CWで和田騎手を背にオープン馬エテルナミノルを追走する併せ馬。余力十分のまま強めに追われた相手を軽快にパスし、1馬身の先着を果たしている。全体時計も6F80秒5(馬なり)と申し分なし。先週はラストに手が激しく動いたが、今週は素軽く伸びたあたり、一気に態勢が整ってきたよう。帰厩後の本数はいささか物足く感じるものの、力は出せる状態だ。
ネロは、川又騎手(レースはF.ミナリク騎手)を背に栗東坂路で併せ馬。4馬身追走から併入へ持ち込み、4F49秒2-1F13秒4(一杯)の猛時計をマークしている。やればこれぐらい出る馬で、積極的に速い時計を出す傾向の厩舎でもあるが、それを考慮に入れても活気の良さは強調していい。前走快勝の反動なく、引き続き好調。
ビップライブリーは、先週コース追いで6F78秒1という速い時計を出しており、これが実質の最終追い。輸送を控えた今週は栗東坂路単走の軽めメニュー消化となった。折り合い重視で進み、4F56秒3-1F13秒0(馬なり)をマーク。ひと息入った緩みは感じられず、いい状態にある。
アルティマブラッドは、栗東坂路で古馬1000万下と最終スパーリング。1馬身ほど先に行った相手をなんとかパスして1馬身の先着フィニッシュを果たした。時計は4F52秒8-1F12秒5(一杯)。相手の格を考えれば突き放して欲しかったところだが、そこまで弾けなかったあたり、ピークのデキにはあとひと息という印象だ。
ナックビーナスは、美浦ウッドコースで古馬1000万下を追い楽に先着した。仕掛けへの反応は鋭さ満点。使われるごとに調子を上げており、目下絶好調と見ていいだろう。
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