ディサイファが競走馬登録を抹消

2015年の札幌記念（GII、芝2000m）など重賞4勝の成績を挙げたディサイファ（牡9、美浦・小島太）につき、本日2月28日付で競走馬登録を抹消したことがJRAより発表された。今後についてはまだ未定とのこと。

同馬は、2012年2月のデビューで、勝ち上がりは同世代のダービーが終了したその2週間後。クラシック路線には乗れず、また、そこから丸1年近く500万条件で足踏みしたが、2013年5月末に行われた4歳上500万下での勝利を皮切りに本格化を遂げ、トントン拍子でオープンクラスへと駆け上がった。

以降、走るごと着実に力をつけ、2014年6月、自身3度目の重賞挑戦となったエプソムC（GIII、芝1800m）で初タイトル奪取。翌2015年夏の札幌記念では、菊花賞馬トーホウジャッカルやエリザベス女王杯勝ちのラキシス、トウケイヘイロー、ヤマカツエースといった強豪どころをまとめて負かすほどの域に達し、同年秋の天皇賞では3番人気の支持を得るほどだった。その後も武豊騎手とのコンビでAJCC（GII、芝2200m）を制すなど、大きな怪我なく全46戦を消化。今月25日に行われた中山記念（6着）をラストランとしている。

▽【ディサイファ】
父ディープインパクト
母ミズナ
母父Dubai Millennium
通算46戦9勝

《重賞勝鞍》
2016年　AJCC（GII）
2015年　札幌記念（GII）
2015年　中日新聞杯（GIII）
2014年　エプソムC（GIII）

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