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【今週の重賞】[ステイヤーズS]ディアスティマに初重賞制覇のチャンス到来

12月3日、中山競馬場で第56回・ステイヤーズS(GII、芝3600m)が開催される。JRAで開催される平地重賞で最長となるこのレースに今年は14頭が登録している。

ディアスティマ(牡5、栗東・高野)は昨年の札幌日経OPで勝利した後、種子骨靭帯炎を発症し1年以上の休養を余儀なくされた。復帰戦となった前走の京都大賞典では仕上がりや実戦勘の部分で不安があったものの、2番手追走から掲示板確保の5着。上位を差し・追い込み勢が占める苦しい展開だったが、大崩れしなかったのは地力の高さを証明するものと言えよう。久々の実戦を叩いたことで順当に良化が見込める今回は初重賞制覇のチャンス到来。影をも踏ませぬ逃走Vに期待が集まる。

ユーキャンスマイル(牡7、栗東・友道)は今春まではGI戦線に挑み続けていたが、新潟記念以降、GII、GIIIに矛先を向けることに。新潟記念は2着連対、前走のアルゼンチン共和国杯も直線で逃げ馬が内ラチに接触した事象の煽りを受けながら、勝ち馬からはわずか0秒4差だった。このクラスの重賞ならまだまだ地力上位の存在であり、今回も好走の可能性は十分だ。

ディバインフォース(牡6、栗東・寺島)は昨年の勝ち馬。今年に入ってからは苦戦が続いているが、4戦中3戦が渋った馬場でのレースだった点も響いたか。他馬にとっては未知の距離でもこの馬にとっては実績のある舞台。スタミナに定評のある6歳馬が師走の中山で2年連続の大駆けを目論む。

アイアンバローズ(牡5、栗東・上村)は昨年の2着馬。今年の阪神大賞典でも2着、天皇賞・春でも5着に好走しており、現役屈指のマラソンランナーと言える。宝塚記念、京都大賞典では崩れたが、位置取りが後ろになったのが影響した模様。中距離の決め脚比べでは少々分が悪いので、流れに乗ってレースを進めやすい長丁場と相性が良いのだろう。こちらも実績ある距離で巻き返しを狙う。

このほかにも小さなアイドルホースメロディーレーン(牝6、栗東・森田)、競走中止となった天皇賞・春以来の実戦となるシルヴァーソニック(牡6、栗東・池江)、前走の古都S(芝3000m)でオープン入りを決めたプリュムドール(牝4、栗東・奥村豊)などスタミナ自慢が揃った今年のステイヤーズS。

師走の風物詩、中山のマラソンレースを制すのはいったいどの馬になるだろうか。

(Text:Hiraishi)

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