おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[金鯱賞]サトノダイヤモンド、スワーヴリチャード[フィリーズR]モルトアレグロ[中山牝馬S]マキシマムドパリなど
■3月11日に中京競馬場で開催される金鯱賞(GII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
サトノダイヤモンドは、C.ルメール騎手を背に栗東CWで最終スパーリング。オープン馬ベルーフを追い、軽快に差を詰めると仕掛けられたラストでグイッと抜け出し2馬身の先着を果たしている。相手が稽古ではそこまで走らないタイプながら、自身の反応は申し分ないものがあった。絶好調時の勢いはまだ取り戻せていないが、恥ずかしくない走りはできそう。
スワーヴリチャードは、先週の追い切りで猛時計を出しており、これが実質の最終追い。今週はM.デムーロ騎手が騎乗し、栗東CWで反応を確かめる程度の、静に徹した内容となった。序盤はしっかり折り合えており、ラストの促しにはスムーズに反応。重苦しさは一切なく、いい状態で今期始動戦に臨めそう。
ヤマカツエースは、栗東ウッドで単走。序盤から軽快なラップを刻むと、終いも鞍上のゲキに応えて鋭く脚を伸ばした。これで3週続けてウッドで好内容の稽古を消化。常に動くタイプだが、それを差し引いても好感の持てる状態で昨秋GI連戦の疲れからしっかり回復を果たしたようだ。
サトノノブレスは、先週長めからしっかり追われて十分に仕上がっており、今週は確認程度。栗東CWで4Fから時計を出し、手応え優勢で目標とした準オープン馬と併入している。海外遠征帰りを感じさせず、仕上がりは万全。力をさっそくフルに出してきそうだ。
メートルダールは、美浦ウッドで障害未勝利を5馬身先に見ての最終追い。序盤は折り合いに専念し、直線で気合いを入れられると猛然と反応し、あっさり抜き差って4馬身の先着を果たしている。3カ月ぶりとは思えない、絶好の状態。
ブレスジャーニーは、懸け付けた三浦騎手が騎乗して栗東CWで併せ馬。古馬500万下を脚色圧倒で追い詰め、ゴール前で軽く促されるとスッと抜け出て1馬身の先着を果たした。いささか調教量に物足りなさはあるが、これだけ動ければ大丈夫。自身の力は出せるデキだ。
■3月11日に阪神競馬場で開催されるフィリーズR(GII、芝1400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
モルトアレグロは、美浦ウッドで3歳500万下を目標にスタート。相手がコーナーで大きく膨れたため体を併せることなく、最後まで単走の形となったがラストで鋭い反応を見せフィニッシュした。中間はテンション面を気遣って軽め調整が続くが、太め感はなく悪くない仕上がりと言える。
コーディエライトは、和田騎手を背に栗東坂路で単走。終いにしっかり負荷を掛けられ力強く伸びた。時計は4F53秒3-1F12秒6(一杯)。先週も好タイムを出せているし、3カ月ぶりを考えればまずまずののデキ。
トロワゼトワルは、栗東坂路で3歳未勝利馬を追走する併せ馬。直線半ばで先行した相手をあっさりパスし、そのまま4馬身突き放してのフィニッシュを果たした。時計は4F53秒2-1F12秒4(一杯)。中間も質の高い併せ馬を再三消化できており、体調はすこぶる良さそうだ。
アマルフィコーストは、浜中騎手を背に栗東坂路で古馬準オープンと最終スパーリング。ラストにグイグイ追われるとねじ伏せるように年長馬を抜き、1馬身の先着となった。時計は4F55秒1-1F12秒6(一杯)。4カ月ぶりとは思えない、絶好の状態にある。
アンコールプリュは、藤岡康騎手を背に栗東CWで3歳未勝利馬を追走。3馬身先に行った相手をアオり、脚力の違いを見せ付けるように抜け出して半馬身先着した。先週のハード追いでグンと状態は上向いたようで、3カ月ぶりだが走れる態勢にある。
アンヴァルは、藤岡佑騎手を背に栗東CWで7Fから時計を出すハード追いを行った。3歳未勝利馬を4馬身追走。相手も良く走ったが、これをなんとか捉えて併入に持ち込んでいる。ここまでいまひとつの動きが続いていたが、このひと追いで態勢整ったようだ。
■3月10日に中山競馬場で開催される中山牝馬S(GIII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
マキシマムドパリは、藤岡佑騎手を背に栗東坂路で単走。終いに気合いを入れられ4F52秒6-1F12秒2(強め)と、力強い伸びを披露した。中間は入念に乗り込まれており、ラストランへ抜かりのない仕上がりにある。
エテルナミノルは、四位騎手を背に栗東CWで単走。序盤はゆったり進み、終いの伸びだけ確認する内容で、軽快に駆け抜けた。中7週と考えるといささか中間の本数は物足りないが、反応は悪くない。使い詰めで上積みはどうかも、この馬なりに好調の域だろう。
トーセンビクトリーは、栗東CWで“角居流”の3頭併せ。最後方から余力十分に先行2騎を追い詰め、最内に潜り込んだ直線で軽快に脚を伸ばしてそれぞれと併入を果たしている。追えばいくらでも突き放せそうな雰囲気で、上昇ムードを感じさせた。
ゲッカコウは、美浦ウッドで単走。終いは気合いを前面に出し、軽快に伸びていた。中7週とひと息入っているが、緩みはなくいい状態を維持。
カワキタエンカは、栗東坂路で単走。テンションが高いのを気にしてか、軽めの負荷で終いだけ伸ばされる内容となり4F56秒4-1F13秒1(馬なり)をマークした。大幅とまでは強調できないが、久々の前走から一定の上積みはありそう。
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