おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[桜花賞]ラッキーライラック、リリーノーブル[阪神牝馬S]ソウルスターリング[NZT]ケイアイノーテックなど
■4月8日に阪神競馬場で開催される桜花賞(GI、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ラッキーライラックは、栗東ウッドで古馬オープンのフェルメッツァと最終スパーリングを行った。相手が飛ばし気味に進んでも、慌てず騒がずマイペースに構え、軽く促された直線で猛然と伸びるとあっさりパス。そのまま気を抜かせないように追って先着のフィニッシュを果たしている。この中間、3週続けて併せ馬をこなせているのは体調絶好の証だろう。高いレベルで安定している。
リリーノーブルは、栗東CWで川田騎手を背に単走の追い切り。序盤はゆっくりと入り、脚を溜めると仕掛けられたラストでしっかり弾けて1F11秒3(強め)という末脚を披露した。前走時は休み明けとあって力んでしまい調教でのリズムも悪かったが、この中間は落ち着きがあるのが好印象。肉体面、精神面ともに数段上の状態で本番を迎えられそう。
マウレアは、前走後から栗東に滞在しており、最終追いも同地で。武豊騎手を背に重賞勝ち馬のヤングマンパワーとウッドコースでスパーリングを行い、手応え優勢で追走併入に持ち込んでいる。気配、そして前走マイナス8キロと減らしていた体もしっかり戻ってきており上積みはかなり見込めそう。
アーモンドアイは、C.ルメール騎手が手綱を取り、美浦ウッドで3頭併せを行った。2頭を目標に進み、ラストは最内に進路を取って楽な手応えのまま最先着を果たしている。帰厩後そこまで攻め込んでいない印象があるが、これだけ動ければ問題ない。力を出せる態勢。
プリモシーンは、美浦ウッドで3頭併せ。直線では内に潜り、脚色最優勢でそれぞれに先着を果たしている。先週は古馬準オープンと互角に動けていたし、3カ月ぶりとは思えない好状態。
リバティハイツは、北村友騎手を背に栗東坂路単走。前半は折り合い重視で、ラストだけ伸ばされたが仕掛けに鋭い反応を見せ、4F54秒2-1F12秒0(馬なり)と、抜群の切れを披露した。まとまった休みなく走っているが、使えば使うほど良くなっている印象で、目下絶好調か。
アンコールプリュは、藤岡康騎手を背に栗東坂路で単走。先週コース長め追いを消化しているので、最終追いは終いだけ重点に追われ4F54秒9-1F12秒8(強め)をマークした。時計は目立たないが、そもそも坂路では目立たないタイプで、自己ベストは更新。一定の上積みはありそう。
ハーレムラインは、大野騎手を背に美浦坂路で単走。輸送を控えているため終いだけ軽く伸ばす内容となり、4F54秒3-1F12秒7(馬なり)をマークしている。休みなく走っており、上積みはどうかも、この馬なりに安定。
レッドレグナントは、美浦ウッドで3歳未勝利と併せ馬。日曜に強い負荷を掛けられており、最終追いは反応を確認する程度となった。モヤのためタイムは不明ながら、楽な手応えで相手に併入できており、動きは上々。5カ月半ぶりだった前走好走の反動はなく、順当に上向いていると見ていい。
■4月7日に阪神競馬場で開催される阪神牝馬S(GII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ソウルスターリングは、美浦ウッドコースでC.ルメール騎手が跨り3頭併せ。最後方から馬なり追走し闘志を涵養する“藤沢和流”の内容で、促された直線ではスパッと切れてそれぞれにわずかではあるが先着を果たしている。手応えたっぷりのままで、追えばいくらでも突き放せそうな雰囲気。まだ攻め込めそうな余裕は感じるが、復帰戦としては申し分のない状態だ。
ミスパンテールは、西谷騎手(レースは横山典騎手)を背に栗東坂路単走。終い重点のメニューで4F52秒9-1F12秒4(馬なり)をマークしている。中間はハード追いを再三こなしており、ひと息入っていた前走を使われて体調はグンと上向いているようだ。
アドマイヤリードは、畑端騎手(レースはM.デムーロ騎手)を背に栗東坂路でオープン馬アドマイヤゴッドと併せ馬。2馬身先に行かせた相手を力強い脚取りで抜き去り、先着フィニッシュを果たしている。時計はお釣りを残して自己ベスト更新の4F50秒3-1F12秒4(強め)。文句なしの仕上がりだ。
リスグラシューは、中谷騎手(レースは武豊騎手)を背に栗東坂路で3歳未勝利馬と併せられた。序盤は馬の後ろで我慢させ、仕掛けられた直線で一気に弾けると5馬身突き放してのフィニッシュ。反応の鋭さは格別のものがあり、4F51秒3-1F12秒1(馬なり)と、時計も文句なしだった。2カ月ぶりとなるが、いきなり力をフルに出せそうな雰囲気。
■4月7日に中山競馬場で開催されるニュージーランドT(GII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ケイアイノーテックは、戸崎騎手を背に栗東坂路で古馬500万下とスパーリング。手応え圧倒で追走先着し、時計は4F53秒0-1F12秒8(馬なり)をマークした。輸送を控えているためセーブ気味の稽古だったが、反応は上々。いい意味で平行線だ。
リョーノテソーロは、吉田隼騎手を背に美浦ウッドで3歳未勝利を追走。相手は稽古駆けする馬だったが、これを余力十分のまま追い詰め併入フィニッシュを果たしている。2カ月半ぶりになるが、このレースを目標として入念に乗り込まれており、絶好の仕上がりのようだ。
カツジは、先週併せられたのが実質の最終追い。輸送を控えた今週は松山騎手を背に栗東CW単走、終いだけ軽く伸ばされる内容を消化した。軽快に動けており、同じく久々だった前走時と比べるとデキはかなり高いレベルにありそう。
ファストアプローチは、田辺騎手を背に美浦坂路で古馬1000万下と併せられた。終いに仕掛けられると力強く伸び、追走先着。時計は4F52秒0-1F12秒9(一杯)だった。終いに大きく手が動いたあたり、ピークのデキにあるとは言い切れないが、この馬なりに走れる態勢は整っているようだ。
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