【地方競馬トピックス】本日18日、大井で東京スプリント！　発走は20時10分

■4月18日、大井競馬場で交流重賞・東京スプリント（JpnIII、ダ1200m）が開催される。本競走はJRA所属馬5頭、地方所属馬11頭が出走予定だ。発走は20時10分。

JRA所属馬5頭を相手に立ち回る地方競馬の大将格がブルドックボス（牡6、浦和・小久保智）。昨夏より南関東に移籍し、唯一馬券圏外（5着）に敗れたのはフェブラリーS前哨戦の根岸Sくらいで、こと1200m戦では中央時代と変わらない安定感を毎回披露している。前走の黒船賞にしても、勝ちにいった分最後の最後で差されてしまったもので決して力負けではないだろう。間隔がやや詰まった出走を考慮し追い切りの本数こそ少なめだが、キビキビした動きを見せており好調持続といったところ。

対する中央勢ではニシケンモノノフ（牡7、栗東・庄野）が筆頭か。今年は芝のシルクロードSで追走すらままならず、フェブラリーSでは暴走にあと一歩まで迫るハイペースの逃げを敢行してしまい2戦連続でフタ桁着順に沈んでいる。が、ともに本来の適性とは異なる条件だったことも事実。内々から狭いところを割ってコパノリッキー（昨年のNARグランプリホース）を交わしさった昨年のJBCスプリントと同じ舞台であれば、58キロの斤量でも一変が描けるのではないか。

ネロ（牡7、栗東・森）は芝短距離路線きっての快速馬。7歳になった今でも坂路で一番時計を叩き出せるスピードと後脚を中心とした脚力は健在。ダートでのキャリアは僅か2戦に過ぎないが、昨年のJBCスプリントではニシケンモノノフ、ブルドックボスらとタイム差なしの接戦を演じており、前が残りやすい馬場状況になれば軽視は禁物か。

ほか、中央勢では短距離路線で長い活躍を見せるスノードラゴン（牡10、美浦・高木）、昨年の兵庫ゴールドTを制したグレイスフルリープ（牡8、栗東・橋口）、昨夏からの充実著しいウインオスカー（牡5、栗東・飯田雄）ら新旧短距離戦線の活躍馬が一堂に集結。一方、地方勢では元中央馬のキタサンミカヅキ（牡8、船橋・佐藤賢）が2番手候補に挙がるものの、他出走馬とは力の開きがありそうで、現JRA所属馬と元JRA所属馬による争いが有力となりそうだ。

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