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【重賞出走馬追い切り】[皐月賞]ワグネリアン、ステルヴィオ[アーリントンC]インディチャンプ[アンタレスS]グレイトパールなど

■4月15日に中山競馬場で開催される皐月賞(GI、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ワグネリアンは、栗東CWで馬なり・単走、終いの反応だけを見る軽めの調整となった。序盤に行きたがるような素振りもなく、ラストは軽快な伸び脚を披露。中間にしっかり負荷を掛けられており、心肺機能、反応ともにグンと良化したよう。大きく上積んで臨める。

ステルヴィオは、美浦ウッドで4Fからの時計。目標とした古馬1000万下が懸命に抵抗したため、突き放すには至らなかったが手応えにお釣りを残し半馬身先着を果たしている。そしてゴールを過ぎてもさらに追加で追われ、体調面は申し分なさそう。高いレベルで安定している。

タイムフライヤーは、栗東ウッドコースで古馬オープンで最終スパーリングを敢行。駆け付けた内田騎手を背に、目一杯まで追われた相手をアオり気味に追走し併入に持ち込んでみせた。時計は余力を残したことを考えれば出色と言える6F79秒0。先週まではやや動きに鈍さがあったが、このひと追いで一気に上昇したようだ。

キタノコマンドールは、M.デムーロ騎手を背に栗東ウッドコースで併せ馬。3歳未勝利馬を目標に4Fからの時計となり、最後は半馬身遅れての入線だった。いささか見栄えはしないが先々週、先週とハードな稽古内容を消化しているため、輸送を控えた今週はオーバワークを避けたもの。馬自身軽快な伸びを見せており、懸念視は不要だろう。まだ良くなる余地は残していそうだが、現状持てる力をしっかり出せる態勢にある。

オウケンムーンは、北村宏騎手を背に美浦ウッドコースで2頭を先に行かせ追走する3頭併せを行った。序盤は折り合って、リズム良く追走。直線で最内に潜り込むと、併入に持ち込んでいる。中7週掛けじっくり調整された効果で、前走時に感じた緩さなどは解消したよう。上積みは顕著だ。

ジャンダルムは、栗東CWでの4F併せ馬という“池江流”の最終調整を行った。武豊騎手を背に古馬1000万下を追い、終いに軽く促されると手応えで圧倒し先着を果たしている。仕掛けられての反応は鋭く、高いレベルで安定している。

エポカドーロは、岡田騎手が騎乗し(レースは戸崎騎手)、栗東CWで3歳未勝利馬と併せ馬。序盤はゆったり入り、終い重点に追われて追走先着を果たした。手応えでやや見劣ったあたり絶好調とは言い切れないが、この馬なりの好調は維持できているだろう。

ジェネラーレウーノは、田辺騎手を背に美浦ウッドコースで3頭併せ。前後に馬を置く形で発進し、直線では真ん中に進路を取る。仕掛けられると豪快に伸び、それぞれに先着を果たした。脚捌きの力強さ、体の張りなど申し分なく、3カ月ぶりとなるが自分の力は出せそうな状態だ。

サンリヴァルは、栗東CWで藤岡佑騎手を背に古馬500万下と最終スパーリング。相手は稽古駆けするタイプでいささか手を焼いたが、最後はねじ伏せるようにして抜け出し2馬身の先着を果たしている。常に良く見せる馬だが、それを差し引いても動きの迫力は抜群。上積みは相当ありそう。

■4月14日に阪神競馬場で開催されるアーリントンC(GIII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

インディチャンプは、栗東坂路で重賞勝ち馬サンライズノヴァと併せ馬。序盤から飛ばして懸命に食らいつき、ラストはやや止まり気味になったものの1F13秒0でまとめて、併入のフィニッシュを果たしている。4F全体の時計は51秒6(一杯)。中2週でこれだけ追えるのは体調絶好の証で、状態万全だ。

タワーオブロンドンは、杉原騎手(レースはC.ルメール騎手)を背に美浦坂路で3頭併せ。直線では最内に進み、軽く促されると古馬2頭相手に最先着を果たしている。2月中旬から入念に乗り込まれており、4カ月ぶりとは思えない好状態だ。

パクスアメリカーナは、川田騎手を背に栗東CWで古馬準オープンと併せ馬を行った。直線では相手をアオる格好となり、そのまま併入。仕掛ければ突き放せそうな雰囲気があり、2カ月ぶりと考ええれば上々の仕上がりと言える。

ラセットは、藤岡佑騎手を背に栗東CWで古馬1000万下とスパーリング。先輩馬と体を並べても怯むような素振りを見せず、楽な手応えのまま併入を果たしている。スワーヴリチャード、レッドアンシェルら骨っぽい先輩馬と再三レベルの高い併せ馬をこなしてきており、仕上がりは上々だ。

エアアルマスは、松山騎手(レースは福永騎手)を背に栗東CWを単走。終い重点に追われて悪くない伸びを示した。シンザン記念をハ行で取り消した一頓挫はあったが、調教再開後は順調に来ており力を出せる状態だろう。

■4月15日に阪神競馬場で開催されるアンタレスS(GIII、ダ1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

グレイトパールは、川田騎手を背に栗東CWで3頭併せ。最後方から直線では最内に進路を取り1頭に先着、1頭に遅れての入線だった。派手さはないが、もともと稽古駆けはしないタイプ。ここまでしっかり負荷を掛け続けられているのは好感で、脚元の不安は払拭できているよう。まだ少し太そうだが、恥ずかしくない競馬はできるだろう。

ナムラアラシは、幸騎手を背に栗東CWで単走。終いだけ重点に追われ、力強く伸びた。連続好走の反動はなさそうだし、転厩後しっかり負荷を掛けられているのも好感。一連の好調キープだ。

クインズサターンは、栗東坂路単走で4F53秒7-1F12秒9(強め)。デキ落ちはないが、ギリギリ平行線か。

コスモカナディアンは、丹内騎手を背に美浦Cコースを単走。序盤から軽快に飛ばし、ラストもいい手応えを保って鋭く伸びた。中2週ながら中間に速い時計を3本出せており、高いレベルで安定している。

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