UMAJIN.net

おしらせ

【重賞出走馬追い切り】[マイラーズC]エアスピネル、サングレーザー[フローラS]サトノワルキューレ[福島牝馬S]カワキタエンカなど

■4月22日に京都馬場で開催されるマイラーズC(GII、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

エアスピネルは、栗東坂路で併せ馬を消化。坂路51秒台を叩き出した先週より全体時計こそ控えめになったがラスト1Fを12秒4(一杯)でまとめている。中山記念の出走を直前で回避したが、再入厩後はウッドコースも併用し計8本の時計を消化しており、間隔が開いた影響や骨膜炎を煩った影響は微塵も感じられない。先週時点でほぼ出来上がっており満足のいく態勢で出走できそうだ。

サングレーザーは、いつもの浅見厩舎流調整パターンで先週土曜日に併せ馬でしっかり追われ、栗東坂路4F53秒0-1F13秒3(一杯)をマークしたのが実質の最終追い。手応えで相手に見劣っていたが、ここで強い負荷を掛けられたのが良かったよう。今週は福永騎手が反応を確かめる程度の内容だったが、軽快に動けていた。4カ月ぶりと考えれば悪くない状態で臨める。

ダッシングブレイズは、浜中騎手を背に栗東CWで馬なりの追い切り。大きく先行した相手に僅かながら遅れる形になったが、良し悪しの判断基準が終い1F12秒を切れるかどうかに置かれる馬だけに重馬場のなか終い1Fを11秒9でまとめたことは評価できる。一連の好調維持だろう。

ブラックムーンは、国分優騎手を背に(レースは秋山騎手)栗東CWで3週連続となる併せ馬を敢行。先週、先々週は先行させた相手と併入する内容だったが、今週は併せた2頭に対して大きく先着している。1カ月かけて10本の時計を消化しており、乗り込み量ではメンバー中一番。3カ月半ぶりとは思えない仕上がりだ。

モズアスコットは、栗東坂路で一杯に終われる迫力満点の追い切り。毎回坂路では超抜の動きを見せる同馬だが、5馬身先に行かせたOP馬タイセイサミットを楽々と2馬身突き放した今回も文句なしの動き。以前よりも胸前が盛り上がり、トモに厚みが増したことで躍動感が増した印象がある。前走からの上積みは大きい。

■4月22日に東京競馬場で開催されるフローラS(GII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

サトノワルキューレは、これまで栗東CWにて最終追いが施されてきたが、今回は栗東坂路で最終調整。関東への輸送を控えているため、脚元に負担を残さないことを重視したようだ。馬なりで4F53秒2をマークし、併せたトーセンビクトリー(福島牝馬S出走)に対して1馬身差の先着を果たした。元々、坂路ではそこまで派手な時計を出さない馬だっただけに、上昇度は強く感じられる。

レッドベルローズは、三浦騎手が跨り美浦ウッドコースでの最終追い。稽古駆けする古馬準オープンに先行する形で進み、ラストで詰め寄られたが手応えにお釣りを十分残したまま抜かせず、併入に持ち込んだ。短期放牧を挟んでおり速い時計は最終追いを含めて2本のみだが、これだけ動ければ問題はない。持てる力はしっかり出せそう。

オハナは、美浦ウッドで4Fからの馬なり追いという“堀流”の最終調整。3歳未勝利馬をリズム良く追走し、最後まで余力十分のままで併入に持ち込んだ。華奢な馬で体重維持に主眼が置かれており、そこまで強い負荷は掛けられていないが本数は申し分なし。腹回りは細いままだが、以前よりも全体的に多少ふっくらしてきた印象を受け、態勢としては悪くない。

サラキアは、栗東CWで6Fから馬なり・単走という稽古内容を消化。レースでも稽古でも終いの俊敏さが際立つ同馬だが、今回も終い1Fを11秒8でまとめる軽快な動きを披露した。久々だった前走好走の反動は感じられず、オークス出走へ向けて万全の態勢で臨めそうだ。

ノームコアは、2週連続で美浦ウッドを使用し5Fから馬なり・単走の調整。時計自体にそこまで強調点はないが、前回出走時と同様にキビキビとした動きを見せておりデキ落ちなく出走を迎えられる。

■4月21日に福島競馬場で開催される福島牝馬S(GIII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

カワキタエンカは、栗東坂路で馬なり・単走の稽古。坂路では動かない馬で終い重点でもあったため全体は4F57秒8と平凡だが、終い3Fを37秒0、終い1Fを12秒8秒(馬なり)とこの馬なりにいい動きを見せた。2月、3月と1走ずつ使われていることから大きな上積みこそないが安定した調子を維持できている。

デンコウアンジュは、栗東坂路で馬なり・単走のメニューを消化。阪神牝馬Sから中1週での出走とあって軽めながら、4F54秒6-1F12秒7(馬なり)と、終いは上々の伸びを披露。好調維持と見ていい。

トーセンビクトリーは、栗東坂路で最終追い。ここ最近は栗東CWを最終追いとするケースが多かったが、サトノワルキューレ同様、福島遠征を控えて軽めのメニューを選択したものと見られる。そのサトノワルキューレと併せられ、1馬身の遅れ入線。見栄えは良くないが、反応に鈍さがあった先週と比べれば良化は感じられた。悪くない態勢で出走できそうだ。

▽【関連リンク】
■【UMAJIN.net EVOLUTION PROJECT】「本物に触れ、本物を知る。」競馬サロンはこちら!
■[お友だち5万6000人突破!]UMAJIN.net LINE@公式アカウント【限定無料配信】
■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!
■驚異の新指数【WINDEX】[皐月賞]7番人気エポカドーロを指数1位指名!

おしらせ一覧

PAGE TOP