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【今週の重賞】[ヴィクトリアマイル]リスグラシュー 抜群の安定感[京王杯SC]サトノアレス 復調気配著しい

■5月13日、東京競馬場でヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)が行われる。

リスグラシュー(牝4、栗東・矢作)は、これまで馬券圏外に終わったのが距離が長かった昨年のオークス(5着)とエリザベス女王杯(8着)だけ。マイル戦では抜群の安定感を誇るし、アルテミスS&東京新聞杯勝ちの東京マイルならさらに信頼度アップ。これまで阪神JF、桜花賞、秋華賞とGIで2着が3回。その鬱憤をここで晴らし、頂に立つ。やれば時計は出る馬だが、それでも先週水曜の栗東坂路で一番時計となる4F49秒9(強め)と超抜の動きを披露。今期2戦使われ、絶好の状態に仕上がっている。

ミスパンテール(牝4、栗東・昆)は、重賞3連勝を含み目下4連勝。その4勝いずれもが僅差なのだが、4戦続けて接戦をモノにできるあたり勝負根性と目下の勢いがズバ抜けている証だ。ここへ来て充実一途の感。東京コースは過去オークスでの10着があるだけだが、現況と距離を考えればなんなくこなしていい。5連勝でビッグタイトル獲りなるか。1週前調教ではステッキが数発入るハード追いを敢行と、ここしばらくと同様のパターンを踏襲できている。連戦連勝の反動は感じられず、高いレベルで安定。

アエロリット(牝4、美浦・菊沢)は、昨年春にNHKマイルCを制覇。今期始動戦の中山記念では勝ち馬の目標にされる不利があったが、ゴール前良く盛り返してクビ差の2着だった。性能上位は歴然。得意の東京コースなら2つめのGIタイトル奪取は十分可能だろう。ひと息入っており、先週は格下馬に手応えで見劣ってしまったが、追われての力強さは上々のものがあった。ここでしっかり追ったことで、グンと良化してきそうな雰囲気。

アドマイヤリード(牝5、栗東・須貝)は、昨年の覇者。今期は東京新聞杯12着、阪神牝馬Sで4着といささか精彩を欠いているかに思えるが、前者は中間一頓挫の影響で調整が不足気味だった。後者は接触があり、斤量が2キロ軽かった勝ち馬に0秒1差なら勝ちに等しい。2回使われ順調に気配は上昇しているようで、先週はM.デムーロ騎手を坂路で背にオープン馬をアオった。連覇を狙えるデキにある。

ほか、ここで復権を期すGI2勝馬ソウルスターリング(牝4、美浦・藤沢和)、昨年2着に入ったデンコウアンジュ(牝5、栗東・荒川)、昨年同様高松宮記念2着から臨んでくるレッツゴードンキ(牝6、栗東・梅田)らも上位進出を狙う。

■5月12日、東京競馬場で京王杯SC(GII、芝1400m)が行われる。

サトノアレス(牡4、美浦・藤沢和)は、2016年に朝日杯FSを勝利。その後、GI馬としてはやや寂しい走りが続いたが2走前のキャピタルS、前走の東京新聞杯で連続2着に入っており復調気配は著しい。自身初の1400m戦がどう出るかだが、近走で好結果を残している東京コースなら、問題なくこなしそうだ。3月下旬から入念過ぎるほどに追われており、仕上がりは3カ月ぶりを感じさせない上々のもの。久々の勝利を狙える。

グレーターロンドン(牡6、美浦・大竹)は、重賞初挑戦だった昨年の安田記念で勝ち馬にクビ+クビ+クビ差の4着。昨年秋には豪華メンバーの毎日王冠で3着に入っており能力は高い。いい決め手を持っており、いかにも東京コースがいいタイプ。今年の2戦が案外だが、東京新聞杯はスローペースで引っ掛かり道中2番手と不本意な位置取りだったし、前走ダービー卿CTは前が開かない不利があった。いずれも力を出す以前の敗戦。不器用な面は否めないものの、流れさえ噛み合えばここで突き抜けるシーンがあっていい。中間の調教では楽に好タイムを出せており、好調を維持している。

ほか、前走の高松宮記念で4着と、いまだ力を堅持している古豪ダンスディレクター(牡8、栗東・笹田)、休み明けの前走ダービー卿CTで2着だったキャンベルジュニア(牡6、美浦・堀)、ムラな面はあるが底力上位のシュウジ(牡5、栗東・須貝)らにも首位争いの資格はありそう。

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