おしらせ
【先週のお別れ】2013年菊花賞2番人気馬、およびディープインパクト半弟らが登録抹消に
[4月25日抹消]
マジェスティハーツ(牡8、栗東・松永昌)
通算成績
35戦4勝
父ハーツクライより受け継いだ極上の切れ味を武器に、2013年~2016年にかけ、マイル・中距離の重賞戦線で活躍した馬。
その名が広く知れ渡るようになるのは2013年秋口のことで、GII神戸新聞杯にて大物エピファネイアの2着と食い込み、菊切符を獲得する。主戦であった森一馬騎手がJRA規定(JRA通算勝利数31勝未満のため)により、本番騎乗不可となってしまったが、代わりのヤネに武豊騎手を迎えたことでか人気はうなぎのぼりに。菊当日は2番人気の支持を得ることとなった。……が、レースではスタートで大きく出遅れたうえ、道中折り合うも直線後方ままでまったく伸びてくることができず13着に完敗。明らかに距離の限界を露呈したような負け方で、このあたりは母系の血(母エアラホーヤは短距離馬。その父が短距離馬を多く輩出するボストンハーバー、母は1400mの菩提樹Sでタイキシャトルに土をつけたテンザンストーム)の影響がモロに出てしまったのだろう。
ただ、そもそもの能力は非凡。その後は、2014年の新潟大賞典2着、中京記念3着、2015年の鳴尾記念・関屋記念でともに2着するなど、適距離で幾度となくその鋭い差し脚を披露。ラストランとなる2017年9月の障害オープン(2着)に至るまで、その大半で森騎手とコンビを組み、マジェスティといえば森、森といえばマジェスティとの印象を多くのファンに植え付けターフを去ることとなった。
[4月26日抹消]
モンドシャルナ(牡7、栗東・中内田)
通算成績
35戦3勝
ウインドインハーヘアの第15仔(父ネオユニヴァース)。3冠馬ディープインパクトの9つ違いの半弟にあたる存在だ。2011年のセレクトセールにて、当歳馬セッション最高値となる2億5000万円で、グローブエクワインマネージメント(有)さんが落札、のち山本英俊氏の名義として、栗東の角居勝彦厩舎で管理された(2017年秋より中内田厩舎へ転厩)。なお命名はアイドルの小嶋陽菜さんで、モンド(世界)+シャ(猫)+ルナ(ご自身の愛称)とのこと。
初陣は2013年10月26日の京都2歳新馬戦(芝2000m)。やはりこれだけの血統馬で、かつメディアにも大きく取りあげられていたためか、単勝オッズは1.3倍(2番人気が8.8倍)の圧倒的支持(兄ディープのデビュー戦は1.1倍)に。馬もその期待に応えるように、後方からの追い込み勝ちを決め、華々しいスタートを切った。
が、その後はラジオNIKKEI杯0秒4差6着、若駒S0秒4差4着などの成績をあげるも、大舞台への進出はならず。3歳夏、および5歳シーズン2月に500万条件を勝っただけに留まり、偉大な兄のような蹄跡を残すことはできなかった。中央所属ラストランは本年4月1日の明石特別(6着)。ただ、このたび、フランスで開業した清水裕夫厩舎へ移籍することが決定した模様。ディープインパクトの血脈は現地で人気とのことで、将来の種牡馬入りを目指し現役を続行する意向のようだ。新天地での活躍を大いに期待したい。
4月23日~4月29日までの登録抹消は他105頭。
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