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【香港ヴァーズ】グローリーヴェイズが連覇を目指してラストランに臨む

12月11日、香港・シャティン競馬場で香港ヴァーズ(GI、芝2400m)が開催される。発走時刻は日本時間の15時10分。

グローリーヴェイズ(牡7、美浦・尾関)はディフェンディング・チャンピオン。また2019年の当レースも制しており、今回は連覇&3勝目がかかる一戦となる。「右回り」「直線平坦」「長丁場」の条件が揃えば常に安定して走れる同馬。既にこのレースがラストランとなることが発表されており、有終の美を飾れるか注目が集まる。

ウインマリリン(牝5、美浦・手塚)は前走のエリザベス女王杯で2着。苦手としていた関西圏で結果を残したあたり、まだまだ成長している様子がうかがえる。好位から手堅く立ち回る機動力が武器の同馬。初の海外レースにはなるが、立ち回りのうまさを武器に海外の強豪に一泡吹かせたい。

ストーンエイジ(牡3、愛・A.オブライエン)は今年の英ダービーで2番人気の評価を受けていた素質馬。GIタイトルこそまだ手にしていないが、前走のGI・BCターフでは2着に好走している。これまでの戦績を見る限り距離は2400mくらいあった方が良さそうで、今回ヴァーズに参戦したのは納得の決断だ。香港を舞台に初のGIタイトルゲットなるか。

■2022年 BCターフ(GI)


ブルーム(牡6、愛・A.オブライエン)は日本のファンにもお馴染みの欧州馬。昨年のジャパンCに参戦したことを覚えていらっしゃる方も多いことだろう。今年に入ってからは7戦してGIIを1勝のみとやや精彩を欠いている感があるだけに、陣営がどこまで立て直しているかがポイントになりそうだ。鞍上は久々のコンビ結成となる“レジェンド”武豊騎手。

■2021年 サンクルー大賞(GI)


メンドシーノ(牡4、独・S.シュタインベルク)は9月の独GI・バーデン大賞で昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソを下す大金星を挙げた。凱旋門賞では12着と大敗したが、レース前の豪雨で悪化した馬場コンディションが合わなかった模様。だとすれば、シャティンの芝がこの馬に向いている可能性は十分。ドイツ調教馬初となる香港国際競走勝利を目指す。

■2022年 バーデン大賞(GI)


バブルギフト(牡4、仏・M.デルザングル)はこれまでにGIIを2勝。今年7月の仏GI・サンクルー大賞では後の凱旋門賞馬アルピニスタを相手に1馬身1/4+クビ差の3着と健闘した。もうひと押しが利かないタイプではあるものの、欧州の強豪を相手に揉まれてきた経験を活かして好走したいところだ。

■2021年 ニエル賞(GII)


これまでのレースやレーティングを見ると、香港勢は少々苦戦を強いられそうな予感。同コースのGIチャンピオンズ&チャターC3着馬で、前哨戦のジョッキークラブCでも3着と善戦したセニョールトーバ(セ5、香・C.ファウンズ)がどこまで食い下がれるか。

■2022年 ジョッキークラブカップ(GII)


(Text:Hiraishi)

☆香港国際競走の展望は以下のリンクから!
【香港ヴァーズ】グローリーヴェイズが連覇を目指してラストランに臨む(UMAJINニュース 22/12/08)
【香港スプリント】香港馬の“庭”にジャンダルム、ナランフレグらが挑戦(UMAJINニュース 22/12/08)
【香港マイル】“香港の顔”ゴールデンシックスティ3連覇なるか(UMAJINニュース 22/12/08)
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