おしらせ
【地方重賞】明日8日、名古屋競馬場でJpnII・名古屋グランプリ 注目の現3歳世代ペイシャエスが参戦
12月8日、名古屋競馬場で第22回・名古屋グランプリが開催される。名古屋競馬場移転のため、今年から弥富に舞台を移して新たなコースでの施行。これに伴い、距離が2500mから2100mへと変更される。1着賞金は3500万円。枠順、発走時刻は以下の通り。
■名古屋10R・名古屋グランプリ(JpnII、ダ2100m) 15時45分発走
1枠1番 ケイアイパープル (牡6、栗東・村山) 藤岡康
2枠2番 ラーゴム (牡4、栗東・斉藤崇)鮫島駿
3枠3番 セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和)吉原寛
4枠4番 ナムラアラシ (牡9、愛知・今津博)加藤聡
5枠5番 ウインハイラント (牡8、愛知・坂口義)丸山真
5枠6番 シンコーマーチャン(牡8、愛知・今津博)浅野皓
6枠7番 アンタンスルフレ (セ4、愛知・角田輝)丸野勝
6枠8番 ヴァンヤール (牡4、栗東・庄野) 荻野極
7枠9番 ペイシャエス (牡3、美浦・小西) 菅原明
7枠10番 タニノタビト (牡3、愛知・角田輝)岡部誠
8枠11番 タカジョー (牡4、浦和・宇野博)今井貴
8枠12番 クリンチャー (牡8、栗東・宮本) 藤岡佑
ペイシャエス(牡3、美浦・小西)は前走JBCクラシック3着から巻き返しを期す。この時の2着は同世代のクラウンプライドで、次走チャンピオンズCで2着した実力馬だ。今年のダートにおけるJRA3歳世代はクラウンプライドはじめハピやリメイクなど古馬重賞でも活躍が目立つ強力世代。ペイシャエスはその中で出世レースと言われるユニコーンSを勝利しており、重賞のひとつ、ふたつは取れる器であるのは間違いないだろう。また当レースは18年にチュウワウィザード、19年にデルマルーヴルとJRA3歳馬が直近で2勝を挙げている。昨年までと距離は違えど小回りコースで先行有利のレースには変わりなさそうで重賞2勝目に期待がかかる。
リベンジに燃えるのは昨年の2着馬ケイアイパープル(牡6、栗東・村山)。2月の佐賀記念で6歳にして待望の重賞初制覇を飾り、10月の白山大賞典では早めに抜け出し後続を離す快勝ぶり。前走の浦和記念は5着に敗れたが、スタートで若干アオってしまい前めのポジションを取り切れなかったのが敗因だ。先行して早めに抜け出すのが得意パターンなので、今回は最内枠がカギとなりそう。包まれないようなポジションを確保できれば好勝負は可能だ。
今年2月からダートへ転身したラーゴム(牡4、栗東・斉藤崇)はすでに重賞2着2回の実績を持つ。ダート重賞初参戦となったプロキオンSでは1番人気に推されるも12着に惨敗。小倉の小回りコースで外に張りスピードに乗り切れず後退してしまった。しかし次走の白山大賞典では2着に好走。距離が延びたことで忙しさが軽減しコーナリングをクリア。直線でしっかり加速できた。続く浦和記念でも2着と小回りコースに慣れてきた感あり。歯がゆい2着続きに終止符を打てるか注目したい。
クリンチャー(牡8、栗東・宮本)は今年の名古屋大賞典で連覇を飾ったベテランの8歳馬。前走のみやこSでは10着に大敗したが、4カ月の休み明けで追い切りの動きもいまいちと仕上がり途上。勝負度合いはそこまで高くなかった側面は否めない。元より叩いて良くなるタイプで、さらに8歳ともなればそれも顕著となってきていると見ていいだろう。叩き2走目で真価を問いたい。
今年の夏にオープン入りを果たしたヴァンヤール(牡4、栗東・庄野)は今回が重賞参戦2回目となる。前走のみやこSが重賞初参戦で6着に負けはしたものの勝ち馬に0秒3差と差のない競馬。4角ではズブさを見せていたのでスムーズだったらもう少し際どい結果となっていただろう。前走時よりも強敵が減り、得意の小回り平坦コースに替わるだけに好走のチャンスが訪れそうだ。
(Text:Funaki)
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