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【今日の出来事】横山典騎手がJRA通算2900勝を達成/江田照騎手がJRA通算1万8000回騎乗を達成/松山騎手がJRA通算1000勝を達成

【12月4日の出来事】
■中京競馬第2R・3歳上1勝クラスでレッドファーロ(牡3)が1着となり、同馬に騎乗した横山典弘騎手(54、美浦・フリー)は、1986年3月1日のJRA初騎乗以来、2万848戦目でJRA通算2900勝を達成した。現役では2人目、史上3人目の記録。2900勝のうち重賞は、1990年エリザベス女王杯(キョウエイタップ)、1991年宝塚記念(メジロライアン)、1996年天皇賞春・有馬記念(いずれもサクラローレル)、1998年皐月賞・菊花賞(いずれもセイウンスカイ)、2009年日本ダービー(ロジユニヴァース)、同年天皇賞秋・マイルCS(いずれもカンパニー)などGI・JpnI27勝を含む184勝。

同騎手は「いろんな方々のおかげでこんなにたくさん勝たせてもらって、GI当日のこんな華やかな舞台で、多くのファンの前で達成させてもらえて大変光栄です。松永幹夫調教師とは競馬学校の同期で、幹夫調教師の初勝利も、この中京競馬場で自分を乗せてもらって達成して、初重賞も中京競馬場でしたし、中京いいなあって思っています。最近は環境を変えて関西に来て仕事をしていますが、いろんないい刺激をもらって楽しく仕事をさせてもらっています。まだまだジョッキーを長く続けたいという気持ちが湧いてきました」と、JRAを通じてコメントしている。

■中山競馬第4R・2歳新馬で江田照男騎手(50、美浦・フリー)がデオヴォレンティに騎乗し、1990年3月3日の初騎乗以来、JRA通算1万8000回騎乗を達成した。現役では8人目、史上10人目の記録。JRA通算961勝。重賞は1991年天皇賞・秋(プレクラスニー)、2000年スプリンターズS(ダイタクヤマト)のGI2勝を含む29勝。

■中京競馬第9R・こうやまき賞でコレペティトール(牡2)が1着となり、同馬に騎乗した松山弘平騎手(32、栗東・フリー)は、2009年3月1日のJRA初騎乗以来、1万1030戦目でJRA通算1000勝を達成した。現役では22人目、史上41人目の記録。1000勝のうち重賞は、デアリングタクトによる2020年の牝馬三冠、2017年皐月賞(アルアイン)、2021年チャンピオンズC(テーオーケインズ)のGI5勝を含む35勝。

同騎手は「(C.ルメール騎手から記念品を受け取り)尊敬するC.ルメール騎手から記念品をいただいて本当に光栄に思います。これまで一つ一つ大事に騎乗してきたのですが、1000という数字はまた特別なものだと感じています。今回1000という数を勝たせていただきましたが、それ以上にたくさん騎乗させていただいて、やはり勝てないレースの方がはるかに多いです。それでもこうして1000勝を達成できたことは嬉しく思いますし、感謝しています。本日はこれだけたくさんのファンの方が集まっていただいて、その中でこうして達成できたことが嬉しく思いますし、これで終わりではないので、これからもしっかり頑張っていきたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。
(Text:Hattori)

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