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【先週のお別れ】安田記念優勝馬の従兄弟/フタ桁人気での重賞激走2回の個性派らが登録抹消に

[5月25日抹消]
アドマイヤロケット(牡6、栗東・友道)
通算成績
20戦4勝

良血リッチアフェアーの6番仔としてノーザンファーム(北海道安平町)で生を受けた。

母の全姉が英重賞2勝のホワイトウォーターアフェアで、同馬の産駒、2005年の安田記念優勝馬アサクサデンエン、2011年のドバイワールドC優勝馬ヴィクトワールピサは従兄弟に該当する。

従兄弟とは異なり、芝ではなくダート戦で本領を発揮することとなったが、この馬は人気薄で勝ちきるケースが多かった(500万優勝時→7番人気、1000万優勝時→6番人気、1600万下優勝時→5番人気)。

とりわけ昨年3月の1000万下を逃げ切りで優勝した際には2着にガンコ(5番人気)、3着にマイネルビクトリー(10番人気)が入線し3連単29万馬券の立役者に。また、ダートに転向して以降、連対圏に突入した4回はいずれも1番人気馬が連対圏を外しており、1番人気泣かせの競走馬だったかもしれない。

2月の仁川Sでは好位から競馬を進めるも勝ち馬とは4秒8差の最下位に敗れ、この一戦が引退レースとなった。2走前のポルックスSでも7秒3差の殿負けを喫しているが、ハナを切れない際の脆さが出てしまった印象が強く、オープンでもハナさえ切れればまだまだ好走できそうな実力はあったように思う。なお、今後の動向は未定となっている。

[5月25日抹消]
カシノピカチュウ(牡8、栗東・牧田)
通算成績
44戦2勝

過去にアーリントンC優勝馬ダンツキッスイらを生産している丸幸小林牧場(北海道浦河町)でペガサスゴールドの4番仔として生まれ、2011年の北海道サマーセールでカシノの冠名で有名な柏木務氏に落札された。

同氏によってカシノピカチュウという非常に個性的な馬名が付けられたわけだが、可愛い馬名とは裏腹に生涯3度にわたりフタ桁人気での馬券圏内突入(内重賞で2度)という激走を果たしており、穴党を唸らせた競走馬だったかもしれない。

デビューから7戦目のなずな賞で17番人気ながら2着に食い込む穴馬との片鱗を見せ、2013年3月の中京ファルコンSでは優勝馬インパルスヒーローの切れに屈するも、11番人気ながら2着に入る激走。3連単は15万馬券に。

その後のNZT、NHKマイルCともに僅差の競馬を展開したが、続く6月のラジオNIKKEI賞でも当然の如く人気はなく14番人気での出走に。

ただ、レースではファルコンSで2着に導いた西田騎手がここもソツなくレースを運び、優勝馬ケイアイチョウサン(8番人気)にクビ差の2着に好走している。1着から3着がいずれも人気薄(3着アドマイヤドバイは5番人気)であり3連単は91万馬券となった。

その後は降級後の1000万下で燻るレースも多かったが、2016年11月にはデビュー戦以来4年5カ月ぶりとなる勝利を挙げ、今年5月のフリーウェイSが最後のレースに。

重賞での激走が記録に残る一頭だが、個性的な馬名を反映したメンコ(黄色地に赤い丸、耳先が黒)を覚えている競馬ファンも多いことだろう。今後は鹿児島県で功労馬として余生を過ごす予定。

5月21日~5月27日までの登録抹消は他143頭。

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