おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】ヤマカツエースの半妹が日曜函館でデビュー!
■6月30日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)では、ロードカナロア産駒ガーデンコンサート(牡2、美浦・尾関)がデビュー。母アースサウンドは海外セールで購入後、グリーンファームで募集された。2歳時には兵庫CS2着、全日本2歳優駿3着の実績を残し、古馬となってもダート短距離のオープンクラスで渋太く活躍。本馬は母の2番仔に当たり、5月初旬に入厩している。以降坂路中心の攻めを課され、今週はレースでも跨る戸崎騎手を背に4F52秒6-1F12秒7の好時計を馬なりで計時。ここまで12本の時計が重ねられ乗り込みの本数としては十分。好態勢でデビューを迎えられそうだ。
▽【ガーデンコンサート】
父ロードカナロア
母アースサウンド
母父Yes It’s True
■同じく6月30日の福島競馬場第6R・メイクデビュー福島(新馬、ダ1150m)では、クロフネ産駒ラブミフォーエバー(牡2、美浦・勢司)が初陣を迎える。本馬の全兄はアイビスSD優勝馬のセイコーライコウで、伯母は共同通信杯3着のセイコーアカデミー。母は中央未勝利だが、外国産馬の祖母スコールイは中央で3勝を挙げている。5月中旬に美浦に入厩すると南D(ダート)コース中心の攻めが積まれ、今週は本番でも跨る柴田善騎手を背に5F66秒5-1F12秒7(一杯)を記録し古馬1000万と併入。先週まではやや反応の鈍い面が目に付いたが、今週のひと追いでガラッと変わってきそうな雰囲気だ。
▽【ラブミフォーエバー】
父クロフネ
母ファインセイコー
母父サンデーサイレンス
■同じく6月30日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1600m)では、アドマイヤマーズ(牡2、栗東・友道)がデビュー。本馬の父はダイワメジャーで、昨年のセレクトセールにおいて5200万円で落札されている。母ヴィアメディチは仏GIII優勝馬で半兄のフレッチアは日本国内で現在2連勝中。他、国外では半兄のヴィアピサが伊GI3着、同じく半兄のヴィアフィレンツェは仏重賞3着と国を問わない活躍をしており、祖母ヴィアミラノも仏GIIIの優勝馬と牝系にはブラックタイプが並ぶ。6月中旬から早い時計を出し始めると、1週前にはウッドコースで6F80秒6-1F12秒1(一杯)を叩き出し、併せた3歳未勝利に7馬身先着。今週はレースでも騎乗するM.デムーロ騎手を背にウッドコースで6F83秒3-1F12秒2を馬なりで計時し併せた2頭に併入している。走る馬特有のバネが感じられ、態勢万全のなかデビューを迎えられそうだ。
▽【アドマイヤマーズ】
父ダイワメジャー
母ヴィアメディチ
母父Medicean
■同じく6月30日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1000m)では、ロードカナロア産駒ラッキーロード(牡2、栗東・本田)の動きを褒める競馬関係者が多い。兄姉は中央で振るわなかったが、母バイタルスタイルは中央で4勝し、中山牝馬Sでも掲示板に入った実力馬。ほか、近親にセントウルS3着を筆頭に芝短距離路線で活躍したアンシェルブルーがいる。本馬は5月下旬にいったん栗東へ入厩すると、6月初旬に函館入り。以降は函館のウッド、芝で稽古を重ね、今週は函館芝で5F66秒8-1F11秒8を馬なりで記録。追われるごとに末の鋭さに磨きがかかる状況だ。鞍上は松岡騎手。
このレースには2007年NHKマイルCで最低18番人気ながら3着と大激走、973万馬券の立役者となったムラマサノヨートーの半弟にあたるノーリミッツ(牡2、栗東・木原)もエントリー。牧場から直接函館に入り、調整は順調に進んでいる。今週は評判馬ヤマカツルビーに見劣ってしまったが、これは相手が悪かった感。ノーリミッツ自身悪くない時計で駆けていたし、鞍上古川騎手とのコンタクトがしっかり取れていた点にも好感が持てる。
▽【ラッキーロード】
父ロードカナロア
母バイタルスタイル
母父スペシャルウィーク
▽【ノーリミッツ】
父ナカヤマフェスタ
母フェステロマーネ
母父ヘクタープロテクター
■7月1日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1800m)では、良血シティーオブスター(牡2、美浦・矢野)が始動。父はハーツクライで、タピット産駒の母テルアケリーは現役時代に米の2歳牝馬GI・デビュタントSを優勝している。一族を遡れば仏GIを2勝し後に種牡馬入りしたノースジェットの名前も。本馬は5月下旬にトレセン入りすると、ここまで坂路とウッドを併用し調教を消化。今週は南ウッドで4F追いが行われ、4F53秒2-1F13秒2(馬なり)を記録。動きの軽快さが目に付く1頭だ。鞍上は戸崎騎手。
同レースにはハーツクライ産駒ロジャーズクライ(牡2、美浦・国枝)もスタンバイ。半姉にはサンタアニタオークスなど米でGI4勝を挙げたタービュレントディセントがいる。ほか、兄姉はほぼ1勝クラスだが、血統的には一発の可能性を強く秘めていると言えるだろう。こちらは南ウッド中心に稽古が積まれ直前は併せた相手に2馬身先着している。鞍上は北村宏騎手。
▽【シティオブスター】
父ハーツクライ
母テルアケリー
母父Tapit
▽【ロジャーズクライ】
父ハーツクライ
母ロジャーズスー
母父Forestry
■同じく7月1日の福島競馬場第6R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)では、リーチザクラウン産駒セイウンカイザー(牡2、美浦・奥平)が戸崎騎手を背にデビューを迎える。母ニシノステディーは3歳時に桜花賞トライアルレースに出走した素質馬で中央5勝馬。準オープンを制した際にレコードを記録しているようにスピードが売りだった。ほか近親に目立つ成績を上げる競走馬は少ないが、母のスピードが産駒に遺伝すれば短距離戦での活躍が見込めるだろう。ここまで南ウッド中心に攻めが積まれ、先週は1000万条件古馬に食い下がった。まずまずの状態で初戦に向かえそう。
▽【セイウンカイザー】
父リーチザクラウン
母ニシノステディー
母父グランデラ
■同じく7月1日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1600m)は、良血馬、好調教が集った激戦になりそうだ。仏ダービー優勝馬ルアーブルの産駒プールヴィル(牝2、栗東・庄野)の母ケンホープは仏GIII優勝馬で、ほかに英GI2着、仏GI3着がある実績馬。本馬は初仔になる。入厩後の調教の本数こそ少ないが、直前は栗東坂路で4F51秒6-1F12秒5(一杯)をマークし上々の動きを披露。鞍上はM.デムーロ騎手。
同レースにはウッドコースで2週連続好時計を叩き出したエールヴォア(牝2、栗東・橋口)も武豊騎手を背にデビュー。同じくウッドコースの動きが目立つサトノボヌール(牝2、栗東・安田隆)も福永騎手を背にデビューを迎える。
▽【プールヴィル】
父Le Havre
母ケンホープ
母父Kendargent
▽【エールヴォア】
父ヴィクトワールピサ
母フィーリングトーン
母父ワイルドラッシュ
▽【サトノボヌール】
父ロードカナロア
母スターダムバウンド
母父Tapit
■同じく7月1日の中京競馬場第6R・メイクデビュー中京(新馬、芝1400m)には、半兄にピークトラム(中央6勝、中京記念2着など)、叔父にタッチミーノット(中山金杯勝ち)がいるベストタッチダウン(牡2、栗東・橋口)がスタンバイ。鞍上は三浦騎手だ。今週のウッドコース調教では馬なりのままラスト1F11秒6といい切れ味を見せた。先週までは重苦しさが感じられたが、このひと追いで態勢は整ったと見ていい。
このレースには半兄にスザク(全日本2歳優駿で2着)、いとこにマーチSなどを勝ったマイネルクロップがいるメテオスウォーム(牡2、栗東・矢作)もエントリーしている。先週はウッドコースで6F80秒8、今週は坂路で4F52秒5といずれもお釣りを残して好タイムを出せており、脚力は水準以上のものがありそう。騎乗するのは武豊騎手。
▽【ベストタッチダウン】
父タートルボウル
母タッチザピーク
母父スペシャルウィーク
▽【メテオスウォーム】
父ロードカナロア
母プリモスター
母父サンデーサイレンス
■同じく7月1日の函館競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1200m)には、ヤマカツルビー(牝2、栗東・池添兼)が、池添騎手のエスコートでデビュー戦に臨む。半兄に金鯱賞変則連覇などここまで重賞5勝のヤマカツエース、半姉にフローラSで2着に入りオークスにも進出したヤマカツグレース。先週、今週と併せた同期の2歳馬を問題にしない動きを見せており、仕上がりはかなりのレベルにありそう。
▽【ヤマカツルビー】
父ジャスタウェイ
母ヤマカツマリリン
母父グラスワンダー
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