おしらせ
【地方競馬トピックス】本日、大井で帝王賞! 発走は20時05分
6月27日、大井競馬場で交流重賞・帝王賞(JpnI、ダ2000m)が開催される。本競走はJRA所属馬7頭、地方所属馬8頭が出走を予定する。発走は20時05分。
ゴールドドリーム(牡5、栗東・平田)は、昨年フェブラリーSとチャンピオンズCを制し、JRA最優秀ダートホースに選出された。今年のフェブラリーSこそ早めに抜け出した分、ノンコノユメの格好の目標になってしまったが、続くかしわ記念では好位を進む競馬で危なげなく勝利。課題だったゲートも改善し、日本ダート界のトップに君臨する1頭であることは疑いようがない。ただ、1800m超の距離はここまで【0.1.1.2】と勝ち切れておらず、3歳時には兵庫CS、ジャパンダートダービーともにケイティブレイブに遅れをとっている。今回2000mの距離を克服できるかが最大の焦点になりそうだ。
ケイティブレイブ(牡5、栗東・杉山)は、昨年の本レースでスタート直後に躓き後方からの競馬を余儀なくされたが、災い転じて福となす結末に。いつもの先行策とは異なる差す形でクリソライトらを破り、GI級競走初制覇を飾っている。今年は芝スタートかつ先行馬壊滅のフェブラリーSこそ着外に敗れたが、川崎記念、ダイオライト記念の2戦を楽々と逃げ切っており、地方の砂に対する適性は極めて高い。前走後やや間隔は開いたが、1月以上かけて栗東坂路中心に調教が課され、20日には4F53秒5-1F12秒7の時計を馬なりでマーク。出走態勢に不安は感じられない。
アポロケンタッキー(牡6、栗東・山内)は、2016年の東京大賞典優勝馬。その後はGI級競走で勝ち切れない競馬が続いているが、今年の川崎記念では直線で内のグレンツェント、外のアウォーディーの追撃を封じ2着の座を死守している。続くダイオライト記念でも先行策から2着を確保しているように直線での粘り腰が持ち味。ただ、ケイティブレイブに対してはここ2戦完敗の形で分が悪いのも事実。同馬を目標に早めに馬体を併せに行く形が理想となりそうだ。
テイエムジンソク(牡6、栗東・木原)は、昨年のチャンピオンズCでゴールドドリームとクビ差の接戦を演じている。今年2戦はやや消化不良に終わっているが、GIでも1番人気に推されていた素質馬だけに前2戦の結果だけでは見限れないものがある。ワンターンよりはコーナー4つを回りつつ、スピードを最大限に活かす舞台が向き、大井2000mのコース形態は合いそうだ。ハナに拘らず番手でもレースを展開できるのは強みのひとつ。
ほか、中央勢では2016年JBCクラシックの覇者で昨年の本レースで3着に食い込んでいる古豪アウォーディー(牡8、栗東・松永幹)、2016年チャンピオンズCを筆頭にGI級競走3勝の実績を誇り、末脚の鋭さに衰えが見られないサウンドトゥルー(牡8、美浦・高木)、2017年川崎記念優勝馬オールブラッシュ(牡8、栗東・村山)も虎視眈々と上半期ダート王の座を狙う。
地方勢では南関東転入後4連勝中のリッカルド(セン7、船橋・佐藤裕)が最右翼の存在だが、ここで勝ち負けに加わわるためには持ち時計を一気に2秒近く短縮する必用がある。例年通り中央馬同士による争いが有力か。
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