おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】ヴィルシーナの初仔、デニムアンドルビーの半妹がデビュー!
■7月7日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)では、クロフネ産駒プラチナポセイドン(牡2、美浦・奥村武)がデビュー。本馬は母アドマイヤフッキーの6番仔で半姉のアンフィトリテは3連勝でマーガレットSを制覇。伯父にオーシャンS優勝馬アイルラヴァゲイン、同じく叔父に安田記念などGI2勝のリアルインパクト、クイーンエリザベス2世C優勝馬のネオリアリズムがいて、近親は活躍馬多数だ。6月初旬に入厩すると1週前は本番でも騎乗する戸崎騎手を背に美浦坂路で4F53秒0-1F12秒9(馬なり)を計時。今週も引き続き坂路で4F54秒4-1F12秒9(馬なり)の時計を出し、手応え一杯の相手に対し余力十分で併入している。デビューに向けて態勢は整った印象だ。
▽【プラチナポセイドン】
父クロフネ
母アドマイヤフッキー
母父フジキセキ
■同じく7月7日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1400m)では、多くの関係者が馬体、動きの双方を誉めるデュアラブル(牝2、栗東・中内田)が初陣を迎える。父カーリンはブリーダーズCクラシック、ドバイワールドCなどGI競走を7勝。種牡馬としてもGI馬を複数輩出済みだ。母ハリケーンフラッグは未出走だが、曾祖母パーソナルエンスンは13戦13勝(GI8勝)の歴史的な名牝と血統背景は非常に豪華。本馬の馬体に目を向ければ肩の位置こそ立ち気味だが、胸前、トモともにパンパンと詰まり2歳馬離れした馬体を呈している。馬体の良さは攻めにも直結し、2週連続ウッドで終い1F11秒台を記録。芝よりもダートが向く血筋なのは確かだが、注目のデビュー戦になることは間違いない。鞍上は川田騎手。
▽【デュアラブル】
父Curlin
母ハリケーンフラッグ
母父Storm Cat
■同じく7月7日の中京競馬場第6R・メイクデビュー中京(新馬、ダ1400m)では、ヘニーヒューズ産駒クレッセントムーン(牡2、栗東・高野)がデビュー戦に挑む。兄姉、近親ともに近年は目立った活躍馬こそ出ていないが、稽古の動き自体は上々だ。栗東坂路のみで調整が進められ、今週は古馬500万と併せ4F55秒1-1F12秒1(強め)を記録し併入に持ち込んでいる。再三に渡り、坂路1F12秒台の脚を繰り出しており、ここまでの稽古の動きには合格点が与えられる。鞍上はM.デムーロ騎手。
▽【クレッセントムーン】
父ヘニーヒューズ
母スカイクレイバー
母父サンデーサイレンス
■同じく7月7日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1200m)では、ダイワメジャー産駒メジャーハリケーン(牡2、栗東・清水久)がデビュー。本馬の全姉は2015年の函館S2着のメジャータイフーンで、祖母ムーンレディは独セントレジャーなどドイツ重賞を4勝。叔父に日本ダービーなどGI2勝のエイシンフラッシュがいる。栗東を介さず6月初旬に函館競馬場へ直接入厩すると、1週前は本番でも跨る池添騎手を背に函館ウッドで5F68秒3-1F12秒8(馬なり)を計時。併せた既走馬に大差先着している。今週は霧が発生した為、全体の時計こそ不明だが、終い1Fを13秒7(馬なり)でまとめている。先週の段階で仕上がっており、好態勢でデビュー戦に臨めそうだ。
▽【メジャーハリケーン】
父ダイワメジャー
母マザイ
母父Fasliyev
■同じく7月7日の函館競馬場第6R・メイクデビュー函館(新馬、ダ1000m)では、グランプリボス産駒テロワール(牝2、美浦・奥村武)が初陣を迎える。半姉は浦和・桜花賞の勝ち馬スターインパルス、叔父に全日本2歳優駿など重賞3勝のプライドキムがいて、一族のダート競馬に対する適性は高い。本馬は乗り込み本数こそ少なめだが、今週はレースでも騎乗するC.ルメール騎手を背に函館ウッドで5F70秒2-1F13秒1(馬なり)を記録。古馬相手に互角の動きを披露しており、態勢は整っている。
▽【テロワール】
父グランプリボス
母コパノジャーノー
母父エリシオ
■7月8日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1800m)では、ジャパンC、宝塚記念で2着に入り、ローズSなど重賞2勝のデニムアンドルビーの半妹グロリアーナ(牝2、美浦・木村)が始動。父はハーツクライに替わったが、全姉ラーゴブルーは川崎へ転入後6戦5勝し、本日のスパーキングレディCへ駒を進めている。母ベネンシアドールこそ未出走だが、一族にはトゥザヴィクトリー、トゥザワールドら重賞ウイナーがズラリ。本馬はノーザンF天栄で調整が進められ、6月中旬に再入厩。直前は本番でも跨る石橋脩騎手を背に古馬500万と併せ馬。ウッドコースにて4F54秒4-1F12秒5(馬なり)を計時し併入している。意外にも兄姉で新馬勝ちを果たしたのは半兄キタノコマンドールのみだが、兄に続く新馬勝ちを収められるのか血統的にも注目が集る。
▽【グロリアーナ】
父ハーツクライ
母ベネンシアドール
母父キングカメハメハ
■同じく7月8日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)では、薔薇一族のミヤコローズ(牝2、美浦・宗像)が田中勝騎手を背にデビューを迎える。半姉は中央4勝のエアジェルブロワで、祖母は名繁殖牝馬ロゼカラー。伯母にGI2着3度を数えるローズバド、叔父に金鯱賞など重賞3勝のローゼンクロイツがいる。6月初旬に入厩すると当初は坂路重点の調教が課され、1週前と今週はウッドでの追い切り。直前はウッドコースで4F54秒4-1F12秒9(馬なり)をマークし併せた古馬に2馬身先着している。併せ馬では1度も遅れておらず優れた勝負根性を持っていそうだ。
▽【ミヤコローズ】
父ダイワメジャー
母アルバローズ
母父エリシオ
■同じく7月8日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝2000m)では、評判馬が一堂に集結した激戦になりそうだ。ブラヴァス(牡2、栗東・友道)は2013年、2014年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの初仔で父はキングカメハメハ。叔父シュヴァルグラン、叔母ヴィブロスともにGI馬で、祖母ハルーワスウィートの血を汲む産駒は全て佐々木主浩オーナーが所有している。6月中旬から速い時計を出し始めると1週前は古馬500万に僅かながら遅れたが、ウッドコースで6F80秒8-1F11.8(強め)をマーク。今週は単走で追い切られ、ウッドコースで6F84秒7-1F11秒9(一杯)を記録している。2週連続で終い1F11秒台の切れを披露しており、良血特有のバネが感じられる。
同レースにはディープインパクト産駒ダノンチェイサー(牡2、栗東・池江)も川田騎手を背にスタンバイ。母サミターは愛1000ギニーなどGI2勝馬で、本馬は2017年のセレクトセールにて2億5000万円でダノックスが落札。調教では2週前、今週とウッドコースで超抜の動きを披露しており、血統、調教ともに非の打ち所がない。
同レースにはディープインパクト産駒トーセンカンビーナ(牡2、栗東・角居)もM.デムーロ騎手を背にデビューを迎える。母カンビーナはアメリカンオークス優勝馬で、本馬は2016年のセレクトセールにて島川オーナーが2億3000万円で落札。直前は栗東坂路で4F54秒2-1F12秒6(馬なり)の時計を余力十分に叩き出せている。
▽【ブラヴァス】
父キングカメハメハ
母ヴィルシーナ
母父ディープインパクト
▽【ダノンチェイサー】
父ディープインパクト
母サミター
母父Rock of Gibraltar
▽【トーセンカンビーナ】
父ディープインパクト
母カンビーナ
母父Hawk Wing
■同じく7月8日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1800m)では、フラワーCなど重賞3勝バウンスシャッセの半妹コントラチェック(牝2、美浦・藤沢和)がデビュー。バウンスシャッセ以外にも半兄に5月の京王杯SCを優勝したムーンクエイクがおり、叔父ジャストジェームズは英GII優勝馬だ。藤沢和厩舎の調教方針から先週までは目立つ時計は出ていなかったが、今週は本番でも騎乗するC.ルメール騎手が跨り函館芝で5F67秒1-1F11秒7(馬なり)と上々の時計を記録。併せた相手を楽々と交わしており、走りには素軽さが感じられた。
▽【コントラチェック】
父ディープインパクト
母リッチダンサー
母父Halling
※セールでの落札金額はすべて税抜き。
(Text:Ito)
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