おしらせ
【先週のお別れ】リアルスティール全兄ラングレー、10歳馬エポワスらが抹消に
[6月27日抹消]
ラングレー(牡7、栗東・矢作)
通算成績
32戦6勝
本日4日引退発表がなされたリアルスティールの1つ違いにあたる全兄(父ディープインパクト)で、3代母は世界的名牝ミエスクという極めつけの良血馬。サンデーサラブレッドクラブにて、一口200万円、総額8000万円で募集され、栗東の矢作芳人厩舎に所属した。
初陣(2013年10月)ではベルキャニオン(カミノタサハラの全弟)、ゼウスバローズ(ディープブリランテの全弟)との超良血三つ巴の争いを制し、2勝目をあげた翌年2月のゆりかもめ賞においては、いくら本格化前とはいえ、のちの有馬記念馬ゴールドアクターを堂々撃破。その後も、ダービーフィズやブラックムーン、エイシンブルズアイといった面々を負かし、確固たる力を世に示した。あまりにも高いステージへと昇りつめた弟と比較され続け、少々肩身の狭い思いもしたろうが、決して愚兄賢弟などというようなことはなく、この馬も非常に豊かな才能を有していたことは間違いないだろう。
なお、本年6月の米子S(8着)を中央所属ラストランとし登録を抹消したが、先日行われた楽天のサラブレッドオークションにて、取引が成立した模様。今後種牡馬となるのか、地方にて現役続行かは現時点で不明だが、新天地にて少しでも良い馬生になればと思う。
・リアルスティール引退(UMAJINニュース 2018/07/04)
・【今週のお別れ】リアルスティール半弟ジンゴイストらが登録抹消に(UMAJINニュース 2018/06/20)
[6月27日抹消]
エポワス(セ10、美浦・藤沢和)
通算成績
32戦7勝
2008年5月に誕生した社台ファーム産馬で、父が2002年中山のジャパンC覇者ファルブラヴ、母はSS直仔で2000年の4歳牝馬特別(現フローラS)を勝ったマニックサンデーという血統。叔父に菊花賞馬ザッツザプレンティ、近親にはダービー馬ディープブリランテ、天皇賞・秋を制したバブルガムフェローなど豪華な面々が名を連ねるファミリーの出だ。
ただ、自身は2011年4月の初陣(3歳未勝利)より、ほぼ一貫して短距離を使われ続け、本年6月の函館スプリントSまでの約8年間で32戦7勝の成績。中途約2年以上におよぶブランク、去勢手術等がありながらも、2017年8月、9歳の身にしてGIIIキーンランドCを制す(13頭立て12番人気、前走比体重プラス20キロ)など息の長い活躍でファンを沸かせた。なお、今後は北海道札幌市のモモセライディングファームで乗馬となる予定。
(Text:Uehara)
6月25日~7月1日までの登録抹消は他97頭。
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